XperiaをUSB接続してFlashtoolやadbを使うと、USB接続の取り外しがエラーとなってしまう場合があります。そんな時は、無理やり外すのではなく、一度試してみてください。
USB接続を取り外す操作
まず、そもそもUSB接続を取り外す時の操作を説明します。画面はWindows10のものですが、Windows7でも大して変わりません。
- 画面右下のタスクメニューより「USB接続を示すアイコン」をクリックします。
- 現在、接続されているUSBが表示されるので「Xperia Z3 Compactの取り外し」をクリックします。
名称は接続している端末によって変わります。 - 問題なく取り外しができれば「ハードウェアの取り外し – “USB Composite Device”はコンピューターから安全に取り外すことができます。」と通知が表示されます。
- これで、パソコンのUSBからXperiaを取り外すことができます。
エラーとなる場合
上記の操作で「Xperia Z3 Compactの取り外し」をクリックした際に、以下のようなエラーが発生して取り外しができない場合があります。
USB Composite Deviceの取り外し中にエラーが発生しました – プログラムが“Sony sa○○○○ ADB Interface Driver”デバイスをまだ使用しているため、デバイスを停止できません。デバイスを使用していると思われるプログラムを閉じてから再試行してください。
エラーとなる原因
このエラーは、ADBが完全に停止していないことが原因で発生します。そのため、ADBを完全に終了させればエラーを発生させずにUSB接続の取り外しができるようになります。
ADBを完全に終了させる方法
ADBなどバックグラウンドで動作しているアプリケーションを停止させるためにはタスクマネージャーを使用します。
- 「Ctrl」+「Shift」+「Esc」を同時に押すとタスクマネージャーが起動します。
うまくタイミングが合わずに起動しない場合には、「Ctrl」+「Shift」を押しながら「Esc」を押すと起動します。
また、スタートボタンを右クリックして表示されるメニューから「タスクマネージャー」をクリックしても同じです。 - タスクマネージャーの“プロセス”タブにある“バックグラウンド”の欄に「adb.exe」とあるのでそれを選択し「タスクの終了」をクリックします。
- 一覧から「adb.exe」が消えれば完了です。
これで、ADBを完全に終了させることができたので、USB接続を取り外す操作をもう一度やればエラーなく取り外すことができます。
それでもエラーとなる場合には、一度パソコンをシャットダウンしてからUSB接続を取り外すことをオススメします。
まとめ
操作せずにいきなりUSB接続を取り外すと稀にデータの消失など問題が発生することがありますので、面倒でもUSB接続を取り外す操作をしてから取り外すことをオススメします。