Windows 10には「タブレットモード」と呼ばれるモードがあり、据え置き型のデスクトップパソコンやノートパソコンでもタブレットのような操作を可能にすることができます。
タブレットモードってなに?
デスクトップパソコンやノートパソコンのように “ディスプレイ” を持ち “キーボード” で操作することが多いWindowsですが、Windows 10ではタブレットのように指先で「タッチ(タップ)」して操作することに長けたモードに変更することができ、これをタブレットモードと呼びます。
昨今では、このタブレットモードを見越してデスクトップパソコンやノートパソコンにタッチ機能を持ったディスプレイを搭載している機種も多いので、マウスやキーボードだけでなく、指先での操作が容易になります。
ただし、タッチ機能を持たないパソコンが、タッチ機能を有するようになるわけでは無いので注意してください。
モード変更する手順
- アクションセンターより『タブレットモード』をクリックします。
アクションセンターはタスクバーより右下にある『通知アイコン』をクリックします。
- 画面が “タブレットモード” に切り替わります。
元に戻したい場合は同じ操作を行います。
タブレットモードへ変更するやり方は以上です。
キーボードが脱着できる “2in1” のパソコンなどでは、ハードウェアの状態に合わせて自動で切り替えるように設定することもできます。
自動で切り替える設定の手順
- 設定より『システム』をクリックします。
- システムの “タブレットモード” より『デバイスがタブレットモードのオンとオフを自動的に切り替えるとき』を変更します。
好みに合わせて『切り替える前に常に確認する』『確認せず、常に切り替える』を選択すると良いでしょう。
自動で切り替える設定のやり方は以上です。
タブレットモードにすると、各ウィンドウがAndroidタブレットやiPadのように全画面で表示されるようになります。また、ボタンのサイズが大きくなったりスワイプによる操作が可能になったりとします。
また、物理キーボードでは無く、タッチキーボード(ソフトウェアキーボード)で文字を入力することができるようになります。
ノートパソコンとタブレットを切り替えられる2in1で使いやすいのはもちろん、リモートデスクトップを組み合わせればAndroidタブレットを疑似的にWindowsタブレットとして使用することもでできたりします。