Windowsパソコンでは、画面右下のタスクトレイに “時刻” が表示されています。デフォルトでは “時:分” が表示されており “秒数” が非表示となっていますが、これを “時:分:秒” の表示に変更することができます。
この記事は一部イレギュラーな内容を含んでいます。したがって、すべて自己責任にて行い何がおきても一切の責任は負いません。
表示に “秒数” は必要なのか?
時計の表記は “時:分” のみで “秒” は省略されている場合がほとんどです。
しかし、Windowsパソコンの時計はインターネット経由で自動調整された日時を示しているので「時間ぴったりにインターネットで注文したい」と言う場合には “秒” の表示がメリットとなるでしょう。
ただ、デメリットとしては1秒ごとに表示が切り替わるため、ある程度はリソース(CPUやメモリなど)への影響があると言う事です。とは言え、昨今はオーバースペックぎみであることが多いので、よほどギリギリなスペックを使ってない限りは気にする必要は無いかもしれません。

Windowsの時計がズレないように設定する方法
Windowsには自動的に時刻を調整する機能が備わっていますが、初期設定では海外(と思われる)サーバーから時刻を取得しているため多少のズレが生じることがありますので、日本のサーバーから日本の標準時を取得するように再設定すると良いでしょう。
...
時計に “秒数” を表示する手順
レジストリを操作するため、ある程度の “知識” や “経験” が必要なので注意してください。また、事前にバックアップをオススメします。
- レジストリエディターより以下の場所を開きます。
コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced
- Advancedキー内にDWORD(32ビット)値の “ShowSecondsInSystemClock” が無い場合は作成します。
左ペインの “Advanced” を選択した後、右ペインの何もない所を右クリックし、コンテキストメニューより “新規” → “DWORD(32ビット)値” を選択します。
- ShowSecondsInSystemClockをダブルクリックし “値のデータ” を『1』に変更します。
元に戻す場合は『0』にするか削除します。
- パソコンを再起動します。
時計に “秒数” を表示するやり方は以上です。
フリーソフトの “TClock” でも同様のことができるので、「うまくいかない」「もっとカスタマイズしたい」と言う場合には使ってみると良いかもしれません。