パソコンの初心者は自分が「どんなパソコンを使っているか?」を把握していないことが多いです。そのため、トラブルに見舞われた際にメーカーのサポートや知人・友人に問い合わせた際に「OSは?」「メーカーは?」「型番は?」と聞かれても答えられないことがあるので確認方法を紹介します。
パソコンの情報は忘れがち
パソコンに慣れている人でも、長いこと使用しているパソコンの詳細情報を覚えている人は多く無いでしょう。
ただ、詳しい人であれば購入時の箱やパソコン本体など「どこに何が書いてあるか?」が解っているので逐一確認することができます。しかし、初心者となると簡単にはいかず「箱?ない!」「本体に貼ってあるシール?どれ?」と要領を得ない事が多いです。
このような時に役立つのが “システム情報” と呼ばれる画面で “OSバージョン” を始め “型番” や “スペック” を1画面で確認することができます。
システム情報を表示する手順
- ファイル名を指定して実行より『msinfo32.exe』と入力し『OK』をクリックします。
スタートメニューの “すべてのアプリ” より “Windows管理ツール” → “システム情報” から開くこともできます。
- システム情報の画面が表示されます。
システム情報を表示するやり方は以上です。
表示内容のポイント
システム情報には、その名の通り実行しているパソコンの情報が表示されています。しかし、パッと見ただけでは何が書いてあるのかわからないと言う人もいるのでポイントを紹介します。
OS名
実行しているOSのバージョンです。
「OSは何をお使いですか?」「Windowsはなんですか?」などと聞かれたら “値” の記載内容を伝えましょう。
システム製造元
パソコンを製造したメーカーです。
国内メーカーであれば “Panasonic” や “Fujitsu(富士通)” などと記載されているでしょう。家電量販店などで独自モデルとして販売されている場合には記載されていない場合もあります。
システムモデル
「システムモデル」と呼ばれることは少なく型番やモデルナンバーなどと呼ばれることがあります。
「本体に書かれている英数字は?」などと聞かれたらシステムモデルを伝えてみると良いかも知れません。
基本スペック
サポート時に聞かれることはマレかもしれませんが、CPU(項目:プロセッサ)の種類や搭載メモリ(項目:インストール済みの物理メモリ)の値も表示されています。
サポートする側される側
サポートする側もされる側もシステム情報の画面を見ながら会話すれば話が早く進むかもしれません。
特に、電話口など直接パソコンを見れない状況だとサポートする側の言葉が解らない場合も多く、スムーズに情報を得ることができないので「〇〇の値はなに?」などと聞くことで簡単に情報を引き出すことができます。