使ってるパソコンの電源を入れてからWindows 10が立ち上がるまで時間がかかって遅いと感じるのであれば、ちょっとした設定で動作を早く高速化することができます。
起動時間短縮への対策
Windows 10と銘打っていますが、Windows VistaやWindowsXP、Windows 8.1など他のOSでも同様の操作が可能です。
Windowsに限らずOSの起動時間が長くかかるのは 致し方ないこと ではあります。
しかし、少しでも起動時間を短くしたいのであればWindows OSのソフト面とパソコン本体のハード面で対策をすることができるでしょう。
GUIブートをオフにする
Windows 10に限らず、ほとんどのWindows OSは起動時にロゴなどグラフィカルな映像が表示されます。
このグラフィカルな起動はGUIブート(グラフィカル・ユーザー・インターフェース・ブート)と呼ばれ、Windowsの標準機能で無効化することができます。
グラフィカルな起動と言うのは、それだけでパソコンの処理能力(CPUやメモリーなど)を奪ってしまうので、無効化することで処理能力を起動に専念させることが可能になり起動時間が短くなるというカラクリになっています。

HDDをSSDに換装する
パソコンの高速化と言えば搭載メモリーを増やすことが多かったですが、SSDが登場してから内蔵HDDをSSDに換装(変更)することが一番良いとされています。HDDからSSDへ換装すると劇的に早くなるのでオススメします。

高速スタートアップを設定する
Windows 10には『高速スタートアップ』と呼ばれる機能があります。詳細は以下を参照してください。

自動実行するアプリを減らす
Windowsを含むパソコンではユーザーが操作しなくとも自動的に起動するアプリがいくつか存在しています。中には不要なアプリもあるので一度見直しておくと良いでしょう。詳細は以下を参照してください。

不要なデータを減らす
長くパソコンを使用していると使用しなくなったデータがたくさんたまっていきます。ユーザーの手に届くファイルもあれば、システムに食い込んだファイルもあるので専用のソフトウェアを用いて削除すると良いでしょう。

まとめ
GUIブートオフ+SSDの換装で起動時間は20秒程度に短くなりました。