Windows 10にサインインするには “Microsoftアカウント” と “ローカルアカウント” の2つがあります。これらのアカウントは「ローカルアカウントからMicrosoftアカウントへ」「Microsoftアカウントからローカルアカウントへ」と相互に変更してサインインすることができます。
Windows 10とアカウント
iPhoneに “Apple ID” がありAndroidスマートフォンに “Googleアカウント” があるように、Windows 10にもMicrosoftアカウントがあります。Windows 10はMicrosoftアカウントを使ってサインイン(ログイン)することができますが、従来のWindows(Windows 7など)のようにサインインするローカルアカウントを使うこともできます。
これまでのWindowsでローカルアカウントを用いたサインインをしてきたユーザーからすると、Microsoftアカウントでのサインインは違和感があるかもしれません。また、企業などで人数分のMicrosoftアカウントを管理するのは煩雑になってしまうでしょう。
Windows 10ではサインインするためのアカウントを “Microsoftアカウント” と “ローカルアカウント” を相互に変更できるようになっているので、自分のスタイルに合わせて設定してみると良いでしょう。
Microsoftアカウントへ変更する手順
- 設定より『アカウント』をクリックします。
- アカウントの “ユーザーの情報” より『Microsoftアカウントでのサインインに切り替える』をクリックします。
- 表示されたMicrosoftアカウントのウィンドウより『Microsoftアカウント』でサインインします。
- Windows 10にログインしている “ローカルアカウントのパスワード” を入力し『次へ』をクリックします。
- PINを任意に作成します。
PINの作成は任意なので、必要ない場合には空欄のままにします。
ローカルアカウントからMicrosoftアカウントへ変更するやり方は以上です。
PINを作成した場合にはログイン時に “PIN” の入力を促されますが、『サインインオプション』をクリックすることで “Microsoftアカウントのパスワード” の入力へ変更することができます。
ローカルアカウントへ変更する手順
- 設定より『アカウント』をクリックします。
- アカウントの “ユーザーの情報” より『ローカルアカウントでのサインインに切り替える』をクリックします。
- ローカルアカウントへの切り替えより “現在のパスワード” を入力し『次へ』をクリックします。
- ローカルアカウントへの切り替えより必要事項を入力し『次へ』をクリックします。
- ローカルアカウントへの切り替えより表示内容を確認し問題が無ければ『サインアウトと完了』をクリックします。
Microsoftアカウントからローカルアカウントへ変更するやり方は以上です。
ローカルアカウントへ変更しても、MicrosoftストアなどMicrosoftアカウントが必要なアプリは、利用する際に個別のサインインで使うことができます。
インターネットへの常時接続やインターネット上のクラウドサービスが当たり前となった昨今、個人ユーザーであれば “Microsoftアカウント” によるログインの方が何かと便利かもしれません。