Windows 10に限らず、多くのパソコンでは何も操作をしなければ自動的に画面の電源がオフになり、システムがスリープ状態に移行します。便利な機能ですが、いちいちスリープ状態になるのが不便に感じるときも多いので設定を見直してみましょう。
『スリープ』は便利?不便?
無操作状態でスリープに移行する機能は、バッテリー駆動しているノートパソコンなどでは非常に便利な機能ですが、電源に接続されているパソコンや自宅でしか使用しないようなパソコンでは不便に感じることがあります。
Windows 10では、パソコンの状態に合わせて『スリープ』に移行するタイミングなどを変更することができるので適切に設定すれば状況に応じた挙動をさせることができます。
無操作状態の時間を設定する手順
画像はWindows 10ですが、Windows7など他のOSバージョンでも可能です。
- コントロールパネルより『電源オプション』をクリックします。
- 電源オプションのサイドメニューより『ディスプレイの電源を切る時間の指定』または『コンピューターがスリープ状態になる時間を変更』をクリックします。
- “バッテリー駆動” と “電源に接続” それぞれの状態における挙動を設定することができます。
“適用しない” を選択することで、「ディスプレイの電源を切らない」「コンピューターがスリープ状態にならない」と言ったことも可能です。また、「ディスプレイの電源だけを切る」と言ったことも可能です。
無操作状態の時間を設定するやり方は以上です。
電源に接続している(家もしくは職場)場合とバッテリー駆動(外出)とで設定を分けることができるので、パソコンの使用状況に合わせて細かい設定をしておくと便利でしょう。