Windowsには自動的に時刻を調整する機能が備わっていますが、初期設定では海外(と思われる)サーバーから時刻を取得しているため多少のズレが生じることがありますので、日本のサーバーから日本の標準時を取得するように再設定すると良いでしょう。
時刻を調整する仕組み
パソコンはインターネットにさえ接続されていればインターネット上にあるサーバーから正確な時刻を取得して表示してくれます。そのため、「パソコンの時計を時報と合わせた」と言う人は少ないでしょう。
しかし、まれにパソコンの時計がズレる(っと言っても数秒)ことがありますが、これはサーバーから正確な時刻の取得ができなかったり、遅延が発生したりする場合が多いので、取得先を変更するだけで改善することができます。
ちなみに、この時刻を取得するサーバーを『NTPサーバー』と呼びます。
NTPサーバーを設定する方法
Windows 10に初期設定されているNTPサーバーはWindows用に用意されたサーバーのようです。しかし、日本国内であれば誰でも利用できる公開NTPサーバーがあるので、日本国内からアクセスするのであれば、そちらを利用したほうが遅延なく正確な時刻を取得できるでしょう。
- コントロールパネルより『日付と時刻』をクリックします。
- 日付と時刻より『インターネット時刻』を開き『設定の変更』をクリックします。
- インターネット時刻設定より『サーバー』に利用可能なNTPサーバーを入力したら『OK』をクリックします。
NTPサーバーは『NTP – wiki@nothing』を参照してください。
NTPサーバーを設定するやり方は以上です。
まとめ
NTPサーバーを提供しているところは意外と多いです。契約しているプロバイダーなどでも公開していることがあり、その場合にはプロバイダーのNTPサーバーを選択する方が良いでしょう。