Windows 10を使用していて外付けHDDなどUSB機器が不意に停止(スリープ)してしまう事がります。これはWindowsの仕様との事ですが設定によって変更することができるので「あれ?急に動かなくなった」と言う場合には改善できるかもしれません。
設定変更は自己責任にて行ってください。何がおきても一切の責任は負いません。
その原因は?
Windows8.1の時から話題になっていたようですが、Windows7からWindows 10にアップデートしたユーザーからすれば寝耳に水でしょう。
Windows 10ではUSBに関する仕様が変更されており、一定時間アクセスが無い場合には自動でHDD(その他のUSB機器も含む)がスリープ状態に移行し停止してしまうことがあります。
これは “仕様” とのことですが、設定変更することができるのでやってみました。
電源オプションを変更する手順
- コントロールパネルより『電源オプション』をクリックします。
- 電源オプションより “選択しているプラン” の『プラン設定の変更』をクリックします。
プラン名は機種によって異なります。また、ノートパソコンなどの場合、電源に接続しているか否かでプランが自動的に変更される事があるので注意してください。
- プラン設定の変更より『詳細な電源設定の変更』をクリックします。
- 電源オプションダイアログより『現在利用できない設定の変更』をクリックします。
- 設定項目欄の “ハードディスク” → “次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る” より『時間』を任意に変更します。
“↓” をクリックしすれば『なし』を選択することができます。
- 設定項目の “USB設定” → “USBのセレクティブサスペンドの設定” より『無効』を選択します。
“USBのセレクティブサスペンド” とは一定時間でUSB機器の電源を切る機能です。HDDだけでなくUSB接続したWi-Fi(無線LAN)・Bluetooth・マウス・キーボードなども影響を受けるため「マウスが急に動かなくなった」と言ったことが発生することがあります。
- 最後に『OK』をクリックします。
電源オプションを変更するやり方は以上です。
設定変更によってUSBに常時電源が供給されるようになるので周辺機器の使用には充分に注意してください。