Windowsは以前より「フォントが汚い」などと言われることが多いですが、これは互換性などの問題を抱えているので仕方がない一面もあります。ただ、自己責任にて奇麗に描画させることも可能です。
この記事は公式では無いイレギュラーな内容を含んでいます。したがって、全て自己責任にて行い何がおきても一切の責任は負いません。
Windowsのフォントが汚いのは何故?
Windowsのフォントはギザギザしていることが多く、昔から「フォントが汚い」と言われていました。
そのため、フォントのレンダリングエンジンを変更することのできるフリーソフトのMacTypeが登場し、インストールするだけでフォント描画を改善しテキストを読みやすくすることができるようになっています。
しかし、Windowsのフォントが汚いのは「アプリケーションの互換性を維持する」ためもあるので、環境によっては不具合が発生する場合もあります。特にジネスで使用しているパソコン等へのインストールはオススメできません。
フォントを奇麗に表示する手順
MacTypeをインストールした状態でWindows updateを行うとトラブルが発生する場合があります。特にWindows 10の大型アップデートを行う際にはアンインストールをオススメします。
MacTypeのインストール
- Webブラウザでsnowie2000/mactypeにアクセスし、Downloadsよりファイルをダウンロードします。
MacTypeInstaller_2016_0904_0.exe
ファイル名はバージョンによって異なります。 - ダウンロードしたファイルを実行し “言語” を選択したら『OK』をクリックします。
今回は “日本語” を選択しました。
- MacTypeセットアップウィザードより『次へ』をクリックします。
- セットアップタイプより特に問題が無ければ『標準』をクリックします。
- インストール準備完了より『インストール』をクリックします。
- MacTypeセットアップウィザードが完了したら “MacTypeを起動する” にチェックを付けて『完了』をクリックします。
MacTypeをインストールするやり方は以上です。
MacTypeの設定
MacTypeを設定するやり方は以上です。
比較してみた
MacTypeを「有効にした時」と「有効にしていない時」を比較してみました。画像ではわかりにくいですが、MacTypeを有効にすると、アルファベットやカタカナ、漢字の全てにおいて文字の線が太く滑らかに表示され奇麗で見やすくなっています。
Windows 10も登場当初はフォントが汚かったですが、バージョンアップを繰り返すことで奇麗になってきています。それでも、MacTypeをインストールすることでよりきれいな描画が可能になっているのでオススメです。