Windowsでは1つのパソコン内に複数のユーザーを作成することができます。他ユーザーのファイルは原則として利用できませんが、パブリックフォルダーを使うことで共有することができます。
ファイルと権限
同じパソコン内に作成した複数ユーザーにおいて、あるユーザーが作成したファイルを他のユーザーが閲覧・編集することは原則としてできません。
ファイル・フォルダーに対して権限を設定すれば使えるようにすることも可能ですが、比較的に複雑な操作が必要であるため一般的では無いでしょう。
そのため、同じパソコン内のユーザーであっても、互いに「同じファイルを共有する」と言うのは難しい問題となりがちですが、Windowsにはパブリックフォルダーと呼ばれる各ユーザーがアクセスすることが可能なフォルダーが用意されており、このフォルダーを介すことでファイル共有が可能になります。
パブリックフォルダーの場所
各ユーザーと同じUsersフォルダー配下に位置するPublicフォルダーがパブリックフォルダーです。
C:\Users\Public
パブリックフォルダー内には「パブリックのダウンロード」「パブリックのドキュメント」「パブリックのピクチャ」「パブリックのビデオ」「パブリックのミュージック」とフォルダーが分かれているので、共有するファイルが適するフォルダーに格納するのが良いでしょう。