Windowsのエクスプローラーを使って目的のファイルを検索する際、ZIPなどによって圧縮されたファイルは対象外となりますが、設定を変更することで圧縮ファイル内を含めて検索することが可能になります。
圧縮されたファイルの検索
圧縮ファイル(.zipなど)は、特殊な処理によって「ファイルサイズが通常よりも小さくできる」と言う特徴を持っていますが、その反面で「ファイルを開く」と言ったことができなくなっていることが多いです。また、複数のファイルを「1つのファイルにまとめる(アーカイブ)」と言う場合に使われることも多いです。
このため、ファイル検索などをする際には「圧縮ファイル自体は対象」で「圧縮ファイル内は対象外」となっているのが一般的です。しかし、場合によっては「圧縮ファイル内も対象」にしたいこともあるでしょう。
Windowsには、デフォルトで対象外となっている圧縮ファイル内のファイルを、検索の対象とする設定が用意されています。
本来、複数のファイルを1つにまとめるのはアーカイブと呼びますが、圧縮も同時に行うことが多いので圧縮アーカイブなどと呼ぶことがあります。
圧縮されたファイルを含めるか変更する手順
- エクスプローラーのリボンにある “表示” より『オプション(のアイコン)』をクリックします。
- フォルダーオプションの “検索” より『圧縮されたファイルを含める』のオン/オフを切り替えます。
ユーザーフォルダー(ドキュメントなど)などオフにしても含まれる場合があります。
圧縮されたファイルを含めるか変更するやり方は以上です。
圧縮ファイルが数多くあると検索に時間を要する場合があるので、必要に応じて切り替えると良いかもしれません。

Windowsエクスプローラーでファイル検索する方法
長年使用しているパソコンでは「あのファイルどこだっけ?」と言ったことがありますが、Windowsでは容易にファイル検索ができるようになっています。