Windowsでは、一部のファイル・フォルダーに “隠しファイル” と呼ばれる属性が付与されていることがあります。これらのファイルは通常では見られませんが、設定によって表示させることができます。
隠しファイルってなに?
隠しファイルとは、Windowsに保存された “ファイル” や “フォルダー” のうち、通常では見られないようになっているデータを指します。
Windowsでは、保存されたデータを書き換えることができるようになっていますが、無暗に書き換えると「起動しなくなった」などと言ったトラブルが発生する為に、システムに関するデータを保護する目的で隠されていることが多いです。
しかし、場合によっては表示されていた方が良いこともあるので、設定によって表示/非表示を切り替えることができるようになっています。
隠しファイルを表示させる手順
前述したように、表示させたことによって思わぬトラブルを招く結果になる可能性があるため、自己責任にて設定し何がおきても一切の責任は負いません。
- エクスプローラーの “リボン” より『オプション』をクリックします。
- オプションの “表示” タブより『隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する』を選択します。
- また、必要に応じて『保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない』をオフ(チェックを外す)にします。
ただし、必要が無い場合にはオン(チェックを付ける)を推奨します。
- エクスプローラーに隠しファイルが表示されるようになります。
隠しファイルは、それ以外のファイルと区別できるように半透明で表示されます。
エクスプローラーで隠しファイルを表示させるやり方は以上です。
また、Windowsによってデフォルトで隠しファイルに指定されているファイル以外にも、ユーザー自身が特定のファイルを “隠しファイル” にすることもできます。これを「隠しファイル属性を付与する」などと言います。
冒頭のリボンより “隠しファイル” のチェックを操作しても同じことができますが、Windows7など他バージョンとの互換性の為にオプションより操作しています。
隠しファイル属性を付与する手順
ファイルに隠しファイル属性を付与するやり方は以上です。
Windowsにてデフォルトで設定されている隠しファイルは、編集することによって様々な設定を変更することができるようになっています。ある程度の知識と経験が必要なので、不慣れな場合には操作しないほうが良いでしょう。