Webページ上のテキスト(文字列)をWordやExcelなどにコピー&ペースト(貼り付け)すると、コピー元で使用されているフォント(色、サイズ、リンク、背景色など)の情報までもが一緒に貼りついてしまいますが、これらは “リッチテキスト” と呼ばれ一手間を加えるだけでテキストだけにすることができます。
リッチテキストとは?
パソコン上で使用されるテキスト(文字列)は、文字だけでなく様々な情報を持っていることがあります。例えば、文字の形を決める “フォント” を始め、それを修飾する “色” や “サイズ” などが代表的です。
メモ帳アプリと言ったテキストエディタでは、一般的に “文字” の情報しか持っていないことが多いですが、WordやExcelと言ったアプリケーションでは文字を修飾する情報を持つことが多く、情報を持ったテキストをリッチテキストと呼ぶことがあります。
リッチテキストをコピーした際、貼り付け先が対応しているとコピー元と同じ情報が張り付けられますが、非対応の場合には最低限の “テキスト” のみが張り付けられるため、これを流用すると、リッチテキストをテキストに変換できることになります。
リッチテキストをテキストのみにする手順
- リッチテキストをコピーします。
文字列に加え他の情報(色、サイズ、リンク、背景色など)がコピーされます。
- メモ帳(notepad.exe)に張り付けます。
メモ帳はリッチテキストに対応していないため、テキスト(文字列)のみが張り付けられます。
- メモ帳からコピーし任意のアプリケーションに張り付けます。
リッチテキストをテキストのみにするやり方は以上です。
同様の機能を持つフリーソフトなどもありますが、わざわざダウンロード&インストールしなくともプリインストール(プレインストール)されているメモ帳アプリでできます。