Windows7やWindows8.1からアップデートしたり、クリーンインストールしたりすると初回起動後にパソコンが激しく重くなることがあります。これは自動メンテナンスと呼ばれる機能がバックグラウンドで実行されてることが原因とされていますが、自動メンテナンスは手動で実行したり停止させたりすることができます。
自動メンテナンスとは?
ソフトウェア更新、セキュリティスキャン、システム診断などをWindows自身が自動で行う機能です。Windows 10をインストールした直後には非常に重い処理を行うため「Windows7やWindows8.1からアップデートしたらパソコンが重くなった」や「バッテリーの減りが早い」と感じることがあったかと思います。
この自動メンテナンス機能は毎日実施されているようですが、日常的に行われている自動メンテナンスは比較的軽い処理なので気が付かないで終わっていることも多いでしょうが、稀にインストール直後のような処理の重い自動メンテナンスが実行されることがあります。
外出時にバッテリー駆動の状態で自動メンテナンスが実行されないように、あらかじめ手動で実行しておいたり一時停止させたりしましょう。
自動メンテナンスの制御
自動メンテナンスを手動で実行する方法
- コントロールパネルより セキュリティーとメンテナンス をクリックします。
- セキュリティーとメンテナンスより メンテナンス をクリックして項目を表示させたら メンテナンスの開始 をクリックします。
自動メンテナンスを手動で実行するやり方は以上です。
自動メンテナンスを手動で停止する方法
- コントロールパネルより セキュリティーとメンテナンス をクリックします。
- セキュリティーとメンテナンスより メンテナンス をクリックして項目を表示させたら メンテナンスの開始 をクリックします。
スリープしたパソコンが解除されてしまう場合の設定
「夜中にスリープしたパソコンが勝手に起動した!」なんて話を聞きますが、自動メンテナンスが原因であることが多いです。
自動メンテナンスはスリープしたパソコンでも指定された時刻になると勝手にスリープ解除して実行してしまいます。そして、実行時刻は深夜の時間帯にデフォルト設定されていることが多いので「夜中に勝手に起動した!」と言うことが発生するわけです。
この実行時刻は変更することが可能ですし、スリープを解除しないように設定することも可能です。
- コントロールパネルより セキュリティーとメンテナンス をクリックします。
- セキュリティーとメンテナンスより メンテナンス をクリックして項目を表示させたら メンテナンス設定の変更 をクリックします。
- 自動メンテナンスより メンテナンスタスクの実行時刻 と スケジュールされたメンテナンスによるコンピューターのスリープ解除を許可する 設定を行うことができます。
スリープしたパソコンが解除されてしまう場合の設定は以上です。
まとめ
夜中にいきなり起動してしまうのは最初オカルトチックでしたが自動メンテナンスの性質を考えれば便利な機能かもしれません。