便利なAndroidアプリをWindowsなどパソコンで使いたいと思っても、Windows版がリリースされていなければ使うことはできませんが、Chromeブラウザを使うと「 AndroidアプリをChromeの拡張機能(Chromeアプリ)に変換する」ことができるので、Androidアプリをパソコンで使うことができます。
Android OSのエミュレーターを使う方法もあります。
Androidアプリを変換する拡張機能
Chromeブラウザには任意の機能を追加できる拡張機能(Chromeアプリ)と呼ばれる仕組みがあります。
この拡張機能には「AndroidアプリをChromeの拡張機能へ変換する」と言う機能をもったものがあり、これを使うとAndroidアプリをWindowsなどのパソコンで使用することができるようになります。
今回は、変換する拡張機能としてARC Welderを使ってみました。
ARC Welderの使いかた
この記事は一部イレギュラーな内容を含んでいます。したがって、すべて自己責任にて行い何がおきても一切の責任は負いません。
インストールする手順
- Chromeブラウザより『ARC Welder – Chrome ウェブストア』にアクセスします。
- Chromeウェブストアの “ARC Welder” より『Chromeに追加』をクリックします。
- ダイアログより表示された内容に問題が無ければ『アプリを追加』をクリックします。
インストールするやり方は以上です。
Androidアプリを変換する手順
対象アプリのAPKファイルが必要です。
- Chromeブラウザより以下のURLへアクセスします。
ブックマークバーの『アプリ』からも遷移できます。
chrome://apps/
- アプリより『ARC Welder』を選択します。
- ARC Welderより表示された内容を確認し『Choose』をクリックします。
- フォルダーの選択より “(ファイル保存用フォルダ)” を選択します。
任意で問題ありませんが、わかりやすい場所を推奨します。
- ARC Welderより『Add your APK』をクリックします。
- ファイルの選択より “(対象のAPKファイル)” を選択します。
- 設定の画面より任意に選択し問題が無ければ『Test』をクリックします。
Androidアプリを変換するやり方は以上です。
Androidアプリを起動する手順
Androidアプリを起動するやり方は以上です。
全てのAndroidアプリで変換・起動できるわけでは無いようです。また、Androidアプリのバージョンによっても違うようなので、変換・起動できない場合はバージョンを変えてみると上手くいくかもしれません。
どうしても変換・起動ができないようであれば、エミュレーターの使用を検討したほうが良いでしょう。

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