Windowsには古くから “HDD” や “SSD” と言った内部ストレージに対してエラーの有無を確認する「チェックディスク」機能が搭載されています。
チェックディスクとは?
パソコンに搭載されているら “HDD” や “SSD” と言った内部ストレージにエラーが発生していないか確認するための機能をチェックディスクと呼びます。
Windows 7などでは、GUIでマウスによる操作が提供されていましたが、Windows 8やWindows 10ではWindows PowerShell(コマンドプロンプト)から実行するようになっています。
実行に際して注意点として、内部ストレージ全体を走査(スキャン)するため負荷が高く、場合によっては新たなエラーを発生させる可能性があります。
Windows 10で試したところ、従来の手順でもチェックは可能なようですが、各オプションを指定することはできませんでした。
チェックディスクを実行する手順
- Windows PowerShell(管理者)などから以下のコマンドを実行します。
コマンドの “c:” はドライブレターです。
chkdsk c:
- 完了するまで待ちます。
ファイル システムの種類は NTFS です。 警告: /F パラメーターが指定されていません CHKDSK を読み取り専用モードで実行します。 ステージ 1: 基本のファイル システム構造を検査しています ... 進行状況: 81409 / 830720 完了、ステージ: 9%、合計: 3%、ETA: 0:00:54
チェックディスクを実行するやり方は以上です。
実行時にオプションを指定することで「ディスクのエラーを修復する」と言ったことも可能です。詳しくは以下のコマンドを実行してヘルプを確認してください。
chkdsk /?