パソコンは解像度が大きくなればなるほど文字やマウスポインター(マウスカーソル)が小さく表示されてしまいます。デスクトップパソコンであればディスプレイサイズを大きくすれば解決しますが、持ち運ぶモバイルノートパソコンは大きさに限界があるので、見えにくい場合には変更すると良いでしょう。
サイズの変更ができるもの
Windows 10では、ディスプレイ(画面)の解像度に関係なく、表示される内容を「大きく」「小さく」することができるようになっています。
“文字” や “マウスポインター(マウスカーソル)” と言った一部のみのサイズを変更することも可能ですが、全体を大きくすることもできます。
このため、「画面は広く使いたいが “文字” や “マウスポインター” は大きくしたい」と言った場合にも対応できます。
全体を変更する手順
- 設定より『システム』を選択します。
- システムの “ディスプレイ” より『(拡大縮小とレイアウト)〇%』を任意に変更します。
全体を変更するやり方は以上です。
好みのサイズに変更できればベストですが「文字のみ変更したい」「マウスポインター(マウスカーソル)のみ変更したい」と言った場合には、個別に調節すると良いでしょう。
文字サイズを変更する手順
- 設定より『簡単操作』を選択します。
- 簡単操作の “ディスプレイ” より『文字を大きくする』のスライダーを調節します。
『適用』をクリックすると反映されますが、一部のアプリではサインアウトするまで適用されないことがあるので、念のため “再起動” もしくは “サインアウト” をオススメします。
文字サイズを変更するやり方は以上です。
変更できる大きさはパソコンによって異なります。また、文字を大きくするとブラウザで表示される文字サイズも大きくなります。そのため、Webサイトによってはデザインなどが崩れる恐れがあるので注意してください。
ポインター・カーソルのサイズを変更する手順
- 設定より『簡単操作』を選択します。
- 簡単操作の “カーソルとポインター” より『ポインターのサイズと色を変更する』『入力時にカーソルを見やすくする』を任意に変更します。
カーソルのサイズを変更するやり方は以上です。
昨今では4Kディスプレイなども発売されており、画面が大きくなることで文字やマウスカーソルが小さく感じてしまう場合にも有効です。