Windows 10のパソコンへログイン(サインイン)するためには『ローカルアカウント』と『Microsoftアカウント』の2種類が存在してます。この2種類のアカウントは何がどう違うのでしょうか。
Windows 10について記載しています。Windows8(またはWindows8.1)でも同様に2種類のアカウントを使用することができますが、Windows 10とWindows8では事情が少々異なります(後述)ので注意してください。
アカウントの違い
ローカルアカウント
Windows7までのパソコンで使用されていたのと同じアカウントです。パソコンごと にユーザーIDとパスワードを設定しログインします。パソコンごとのアカウントのため複数のパソコンに同じユーザーIDでアカウントを作成しても 同期されることはありません。
Microsoftアカウント
本来はMicrosoftが提供するオンラインサービス(Hotmail.comメールOutlook.comメール、OneDrive、Windows Messengerなど)を使用する為に使われていたWindows Live IDが元になっているアカウントで インターネット上で個人の認証 を行います。Windows8以降ではWindows OSのユーザーアカウントとしても設定することができるようになりました。
Androidスマートフォン/タブレットにGoogleアカウントを設定するように、複数のパソコンに同じMicrosoftアカウントでサインインすると、パソコンのテーマや壁紙、ブラウザーのお気に入り、アプリなどの個人設定をオンラインで同期することができる ようになります。
アカウントの種類を確認する
現在、自分が使用しているパソコンのユーザーアカウントが ローカルアカウント と Microsoftアカウント のどちらが使用されているかを確認することができます。
Windows8とWindows 10での違い
Windows8(またはWindows8.1)ではMicrosoftアカウントでログイン(サインイン)しておかないと ストア や OneDrive などのMicrosoftオンラインサービスを利用することはできませんでしたが、Windows 10からは ローカルアカウント でログイン中でも ストア や OneDrive などのMicrosoftオンラインサービスを利用することができるようになりました。
まとめ
ローカルアカウントとMicrosoftアカウントのどちらが良いかと言うことは使用用途によって異なるので一概には言えませんが、Microsoftアカウントでログイン(サインイン)しておけばMicrosoftオンラインサービスを簡単に使用することができるようになるでしょう。