Windows 10などのパソコンでは2つ以上のディスプレイを使って画面を表示する “デュアルディスプレイ(マルチディスプレイ)” 機能があります。この機能を使うと複数のディスプレイに同じ画面を表示させたり、並べたディスプレイをマウスで行き来することができるようになります。
デュアルディスプレイとは?
デュアルディスプレイは “マルチディスプレイ” を始め “デュアルモニタ” や “マルチモニタ” などと複数の呼び方で呼ばれることがありますが、要するに「パソコンで複数のディスプレイ(モニタ)を使う」と言う事を指します。
一般的にはパソコン1台に対してディスプレイは1つを使っている人が多いですが、中には別途にディスプレイを購入して接続しディスプレイ広げて使っている人も居ます。好みですが、一般的にはデュアルディスプレイを使った方が「作業がしやすい」と言う人が多いです。
Windows 10ではデフォルトでデュアルディスプレイに対応しており、特殊な製品で無い限りは接続するだけで認識し使うことができますが、設定を行うことで「PC画面のみ」「複製」「拡張」「セカンドスクリーンのみ」など様々な使いかたをすることができます。
デュアルディスプレイに表示する手順
- HDMIなどを用いてパソコンとディスプレイを接続します。
HDMIが無いパソコンでもUSB Type-CをHDMIに変換することができる場合があります。エレコム HDMI ケーブル DH-HD14SS07BK
- Windows 10のタスクバーにある『アクションセンターアイコン』をクリックします。
タスクバーの左端にある “ふきだし” の形をしたアイコンです。
- 表示されたアクションセンターより『表示』をクリックします。
- アクションセンターの “映す” より表示を選択します。
『PC画面のみ』『セカンドスクリーンのみ』はデュアルディスプレイがオフになり、『複製』は同じ画面の表示で『拡張』は2画面分の広さになります(マウスカーソルが移動できる)。
デュアルディスプレイに表示するやり方は以上です。
デュアルディスプレイにパソコンの画面を表示するだけであれば、アクションセンターからの操作で可能ですが、より詳細に設定する場合には “設定” より行うことができます。
デュアルディスプレイを設定する手順
- 設定より『システム』をクリックします。
- システムの “ディスプレイ” より状態と設定をすることができます。
『識別』をクリックすると番号で確認することができ、マウスでドラッグすることで位置の変更も可能です。
デュアルディスプレイを設定するやり方は以上です。
一般的にデスクトップを広くする目的で “拡張” を使うことが多いでしょう。プレゼンなどで外部ディスプレイに表示する際には “複製” を使うこともありますが、デスクトップが見えてしまうのが嫌であれば “拡張” を選択して必要なウィンドウのみを外部ディスプレイに表示させる使いかたもできます。
また、接続する外部ディスプレイはHDMIなどで接続が可能であればパソコン用ディスプレイである必要は無く、家庭用の “液晶テレビ” などに表示させることも可能です。