root化ユーザーの必須アイテムと言えばアプリを丸ごとバックアップできるTitanium Backupが有名ですが、非root化環境でもアプリをデータごとバックアップできるアプリがあります。今後root化ができなくなったことを考えて使ってみました。
「Titanium Backup」とは?
Titanium Backupについては「機種変更時に「Titanium Backup」のデータを移行する」を参照してください。
「Helium」とは?
root化不要でAndroidアプリのデータも含めてバックアップできるアプリです。以前まではCarbonと呼ばれていたそうなので聞いたことがある人もいるかもしれません。
この「Helium」と言うアプリは少々使い方が難しいところがあり、初回のみパソコンとUSBケーブルで接続してアプリの有効化を行う必要があります。初回のみと言いましたが、Androidスマートフォンを再起動するたびに行う必要があります。
「Helium」のインストール
「Helium」はAndroidスマートフォンのアプリとパソコンのアプリケーションの2つをインストールする必要があります。
アプリ Helium – App Sync and Backup – Google Play の Android アプリ
パソコン
「Helium Desktop」のインストール
- 「ClockworkMod Carbon」へアクセスし、「Helium Desktop」をダウンロードします。
- ダウンロードした「CarbonSetup.msi」を実行すると、以下の画面が表示されるので「Next」をクリックします。
- インストールするフォルダーを選択します。特に理由がなければデフォルトのまま「Next」をクリックします。
- 確認画面が表示されるのでインストールを続行して良ければ「Next」をクリックします。
- インストールが完了したら、「Close」をクリックします。
- 以上で完了です。
adbドライバのインストール(Windowsのみ)
Windowsで使用する場合、adbドライバーのインストールが必要です。「ClockworkMod Carbon」へアクセスし、「Android Windows Drivers」をダウンロードしインストールしておきます。
「Helium」の有効化
Androidスマートフォンで「Helium」を使用するためには「Helium」の有効化が必要になります。「Helium」は一度有効化すれば再起動するまでは使用し続けることができます。しかし、Androidスマートフォンを再起動してしまうと無効化されてしまうので再度有効化する必要があります。
- パソコンの「Helium Desktop」を起動します。
- Androidの「Helium」アプリを起動するとGoogleアカウントでのログインを求められます。バックアップデータをGoogleドライブへあぷろーどしたい場合には「OK」をタップします。今回はパソコンへ保存するので「いいえ、不要です」をタップします。
- 次にパソコンへHelium Desktopのインストールを促されますが、すでにインストール済みなので「OK」をタップします。
- 次にパソコンとAndroidの接続を促されるので、USBケーブルで接続します。
- パソコンのHelium Desktopが以下のように変われば有効化は成功です。
- すると「Helium」アプリが有効化されます。
- 以上で終了です。
まとめ
長くなってしまったので、とりあえずインストールまでで終わりです。バックアップの方法は「Androidアプリをデータごとバックアップできる「Helium」でバックアップ」を参照してください。