UQ WiMAXのTry WiMAXを利用して “novas Home+CA” を使ってみました。WiMAXの据置型ホームルーターとして使い勝手は良かったです。
レンタルの方法
今回はUQ WiMAXのTry WiMAXと言うサービスを利用して据置型ホームルーターである “novas Home+CA” をレンタルしてみました。
novas Home+CAのレビュー
外観
前面には『各種ステータスを示すLED』があります。WiMAXの電波状況を示すLEDは電波強度に応じて色が変わるので設置場所を考える際に参考にできます。
左側面には『リセットボタン』『UPDATEボタン』『有線LAN接続口(x2)』『ACアダプタ用の接続口』があります。有線LANが2口ついているので、Wi-Fi(無線LAN)接続できない機器があっても問題ないでしょう。
背面には『アンテナx2』が備わってます。また、Wi-Fi接続用の『SSID』『KEY(パスワード)』が記載されています。残念ながら壁に掛けられるようにはなっていないので、どこかに置いておくことになります。
右側面には『電源スイッチ(ON/OFF)』『WPSボタン』『Wi-Fiスイッチ(ON/OFF)』『UIM挿入口(SIMカード)』があります。Wi-Fiスイッチをオフにすることで有線LANだけを使うと言ったこともできます。また、本体設定で “2.4GHzのみ” や “5GHzのみ” と言った使い方もできます。
接続
本体の “電源スイッチ” をオンにするだけでWiMAXへの接続が開始されます。数十秒の接続処理が完了すると本体のLEDが点灯するので、背面に記載された “SSID” と “KEY” を用いるか、有線LANを接続すればすぐにインターネットへ接続することが可能です。
電波状況はWiMAXのエリア内であれば問題は無いでしょうが、「屋内が苦手」と言われている通り窓際から少し離れると電波状況は悪くなってしまいました(圏外になることもある)。ただ、窓際に置いてある限りは安定しているので使用には問題なさそうです。
通信速度
パソコンとスマートフォンを用いてスピードテストを実施してみたところ、ダウンロード(下り)は約7Mbps程度、アップロード(上り)は約4Mbps程度、Pingは65msとなりました。
ダウンロード速度が「少々遅いかな?」と思いましたが、時間帯など状況によって異なりますしPingが2桁台(100ms未満)だったので個人的には良い結果です。
参考 インターネット回線の速度測定結果は『PING』に注目しよう
所感
WiMAXの電波が届く場所を見つけてしまえば比較的安定したインターネット通信が可能です。ただ、本体に触れたり遮ったりすると電波状況が悪くなることがあり想像以上にデリケートな存在でした。ただ、据置型ホームルーターは動かすことが少ないので大きな問題になることは無いでしょう。
また、スマートフォンから接続すると通信が詰まった(パケ詰まり)ような感じが気になりました。パソコンからの接続では発生しないので、使っている機種の問題かと思いますが所有している2台のスマートフォンいずれも同様の問題が発生するのでスマートフォンとの相性が悪いのかもしれません。この点に関してはアップデートによる改善を期待したいところです。

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