2018年06月22日より販売が開始された “AQUOS sense plus SH-M07” を買ってきました。格安SIM(MVNO)事業者から購入すると割安で買えますが、今回は家電量販店でスマートフォン本体のみを購入してきました。
スマホ本体のみを購入
格安SIM(MVNO)で使用する “おサイフケータイ” に対応したSIMフリースマートフォンとしてAQUOS sense plus SH-M07を購入しました。SIMフリースマートフォンであるため、インターネットショッピングや家電量販店などでスマートフォン本体のみ(回線契約は不要)の購入が可能です。ただし、OCN モバイル ONEや
IIJmioモバイルサービスなど格安SIM(MVNO)事業者の回線契約と共に購入すると割引が適用されてるのでオススメです。
![シャープ AQUOS sense plus SH-M07 ホワイト 5.5インチ SIMフリースマートフォン[メモリ 3GB/ストレージ 32GB] SH-M07-W](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/31zqfZomQtL._SL160_.jpg)
参考 シャープがSIMフリースマホ AQUOS sense plus SH-M07 の発売を発表!
SH-M07をレビュー
開封
同梱物は “スマートフォン本体(AQUOS sense plus SH-M07)” と “マニュアル” に加えて “ACアダプター(充電器)” と “USB Type-Cケーブル” です。NTTドコモをはじめauやソフトバンクで販売されているキャリアモデルでは、充電器が同梱されていないことも多いので「USB Type-Cの充電器を持っていない」という人でも改めて購入する必要はありません。
外観
液晶ディスプレイの縦横比が18:9(フルHD+:2160×1080)と縦長になっていますがベゼルが狭くなっているので縦幅はもちろん横幅も前機種 “AQUOS sense” と比べてほとんど変わりはありません。このため、ディスプレイのサイズは5.5インチと大きめに見えますが、画面が縦長になっただけで手に持つと想像よりも小さく感じます。また、所々に金属(と思われる)部品が使われており高級感があります。
APN
SIMフリースマートフォンは格安SIM(MVNO)などで使用することが多いですが、初期設定に必要な “APN” がプリセットされているので、挿入したSIMカードの格安SIM事業者を選択するだけでモバイルネットワークの利用が可能になります。全ての事業者があるかは確認していませんが、少なくとも大手であれば問題は無いでしょう。
Antutuベンチマーク
SoCがSnapdragon 630となったことで前機種 “AQUOS sense” と比較すると全体的にスペックアップしています。Antutuベンチマークのスコアで比較すると “AQUOS sense plus” が88448で “AQUOS sense” が54230となりました。
おサイフケータイ
FeliCaの位置は背面の中央より上に位置しています。本体が縦長なので下側を手に持ってリーダーに近づける際にも安定して使いやすいです。
指紋センサー
前面の下部に搭載されている指紋センサーは、スマートフォン本体を手に持った際に親指が当たる位置なので使いやすいです。反応も良くスリープ状態から指紋認証で「スリープ解除」「ロック解除」の両方ができるのが便利です。
緊急速報メール
キャリアモデルでは専用アプリによって提供されていることが多い緊急速報メール(緊急地震速報など)ですが、SIMフリーモデルであるAQUOS sense plus SH-M07では設定の “アプリと通知” に項目があります。デフォルトで受信するようになっているので特別な設定は必要ないでしょうが目を通しておくと安心です。また、国民保護情報(いわゆるJアラート)にも対応しています。
参考 格安SIMやSIMフリースマホで “緊急地震速報” を受信する方法
周辺機器
充電器
充電器(ACアダプター+USB Type-Cケーブル)は同梱されていますが、USB Type-C対応の充電器を新たに購入したい場合には、急速充電としてQuick Charge 3.0やUSB PDに対応している製品の購入をオススメします。
ケース&カバー
本体に “ストラップホール” が無いのとカメラ部分に多少の出っ張りがあるので、必要であればケースやカバーの使用がオススメです。
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液晶保護フィルム
液晶面はiPhoneなどと同様に上下左右の端が湾曲しており、製品によっては「端まで届かない」「一回り小さい」と言ったことがあります。そのため、液晶画面の全体を覆うためには “全面保護” や “曲面保護” または “フルカバー” や “3D” などと言ったキーワードが書かれた製品の購入がオススメです。

気になるポイント
すべて消去
マルチタスクボタン(画面下部に表示される3つのボタンの右)押下で表示されるアプリ履歴にて、履歴を一括で削除するすべて消去のボタンが履歴の数が多いと隠れてしまい、上から下にスワイプしないと表示されませんでした。最初は無いものと思い1つ1つ手動で消去していたので、今後のアップデートで改善を期待したいです。
簡易留守録(伝言メモ)
日本の携帯電話・スマートフォンには搭載されていることが多い簡易留守録(伝言メモ)の機能が設定一覧には無く搭載されていないのかと思いましたが、電話アプリより三点リーダー(3つの点)をタップして表示されるメニューにある “設定” → “通話” → “簡易留守録” より設定できました。
アラーム
マナーモード中にアラームを鳴らそうとするとアラーム音量を上げるいても音が鳴りません。これは時計アプリに設定があり『通常マナー中の鳴動』をオンにする必要がありました。グローバル寄りのスマートフォンでは「マナーモード」と言う概念が薄いのでアラーム音に依存する機種も多く注意が必要です。
参考 Androidスマホで鳴らないアラームの原因と対策の方法
カメラアプリ
AQUOSシリーズはカメラアプリが優秀で、特にガイド線(グリッド線)は多くのカメラアプリで採用されている “縦横” はもちろん “黄金比” を取り入れたり “遠近感” を取り入れたりできます。
Chromeのホームページボタン
プリインストール(プレインストール)されているWebブラウザ “Chrome” において、ホームページを表示するホームページボタンが非表示になっていますが、これは強制的に表示させることができます。
軽量化
前機種よりスペックアップしているとは言えハイスペックとは言えない機種であるため、不要なアプリの削除(アンインストール)・無効や機能の無効などを施すのがオススメです。
アプリのアンインストール・無効化
スマートフォンには数多くのアプリがプリインストール(プレインストール)されていますが、不要なアプリであれば思い切って削除(アンインストール)・無効化して軽量化を図りましょう。
- エモパー
- からだメイト
- Google インド語派キーボード
- Google ピンイン入力
- Google 韓国語入力
- OfficeSuiteShortcutApp
- SHSHOW
参考 スマホ本体でAndroidアプリをアンインストールする方法
参考 アンインストールできないアプリを “スマホ本体” で無効化する方法
機能のオフ
AQUOS便利機能として『指紋センサー』『スクロールオート』『Clip Now』『自動画面点灯』『スマホカバー設定』『ロボクル設定』など様々な機能が提供されていますが、センサー類を多用するものもあり不要であれば無効にした方が良いでしょう。
感想
前機種 “AQUOS sense” を使っているとわかりやすいですが、とにかくパフォーマンスが向上しており使い勝手が格段に良くなりました。もちろん、巷で販売されているハイスペックなスマートフォンと比べれば見劣りしてしまうかもしれませんが、ハードなゲームなどをしない限りは問題なく使える機種でしょう。
また、AQUOSシリーズはカメラアプリが優秀で、様々な設定を活用すると非常に綺麗な写真(画像)を撮ることができます。