Speed Wi-Fi HOME L01を始めとしたWiMAX 2+対応機器のデフォルト設定でインターネットに接続する際、機器本体にはUQネットワーク内のIPアドレス(プライベートIPアドレス)が付与されますが “グローバルIPアドレス” を付与させることもできます。
IPアドレスの違い
インターネットに接続する機器は何であれ「IPアドレス」と呼ばれる番号が付与されています。インターネット上に流れるデータは、このIPアドレス宛に送信されることから「インターネット上の住所」などと言われることもあります。
この “IPアドレス” は、大きく分けて “グローバルIPアドレス” と “プライベートIPアドレス” の2つがあります。グローバルIPアドレスは、前述したインターネット上の住所として使用することができるIPアドレスですが、プライベートIPアドレスは自宅(ルーターなどを利用している場合)を始め会社や学校など内部的なネットワーク(ローカルネットワーク)上で使用されるIPアドレスであるため、直接的にはインターネットへ接続できず、グローバルIPアドレスが割り当てられている機器(ルーターなど)を介してインターネットへ接続しています。
プライベートIPアドレスの欠点
IPアドレスは自動的に付与されることが多いので、一般ユーザー(使用者)が意識する必要は “ほとんど” ありませんが、次のように「プライベートIPアドレスではできないこと」が存在します。
- 一部のオンラインゲーム
- 一部のサーバー(いわゆる自宅サーバーなど)
- 一部のリモートアクセス
- その他 “プライベートIPアドレス” 非対応のサービス
WiMAX 2+対応機器に付与されるIPアドレス
Speed Wi-Fi HOME L01を始めとしたWiMAX 2+対応機器は、デフォルト設定ではUQネットワークから付与された “プライベートIPアドレス” が割り当てられます。「ブラウザでWebサイト(ホームページ)を閲覧する」などであれば問題はありませんが、前述したような「特定のオンラインゲームをする」と言った場合には、ゲームサーバーに接続できないなどの不都合が生じることがあります。
このため、UQ WiMAXではグローバルIPアドレスオプションと称して、機器にグローバルIPアドレスを割り当てするサービスを行っております。このグローバルIPアドレスオプションは、機器の設定(プロファイル)を変更することで使用することができるようになっています。
グローバルIPアドレスオプションを利用する手順
- 機器の管理画面にログインし『設定』をクリックします。
参考 Speed Wi-Fi HOME L01の “管理画面” にログインする方法 - 設定の “WAN設定 > プロファイル設定” より『新規』をクリックします。
元に戻す際に困らないようデフォルト設定値は “メモを取る” なりしておくことをオススメします。
- プロファイル設定より必要事項を入力し『保存』をクリックします。
各項目の設定内容は公式サイトを確認してください。
- グローバルIPアドレスで接続されます。
グローバルIPアドレスオプションを利用するやり方は以上です。
グローバルIPアドレスオプションを利用しなくとも、パソコンやスマートフォンなどから機器を介してインターネットへ接続することは可能です。少なからず追加料金が発生するので、問題無い場合にはデフォルト設定のまま利用することをオススメします。
プロファイルを変更する手順
プロファイルを変更するやり方は以上です。
プロファイルは設定を間違えると「接続できない!」「通信できない!」と言った不都合が発生する場合があるので、変更する場合には最新の注意を払うことをオススメします。
Pickup! UQ WiMAXで “Speed Wi-Fi HOME L01” を契約してみた
サイト グローバルIPアドレスオプション(WiMAX 2+用)|UQWiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+