ドコモやau、SoftBankなどのキャリアから、MVNOへMNP(番号ポータビリティ)する人が増えてきました。以前は、数日間使えない期間が発生したMVNOへのMNPですが、昨今では数時間まで短くなってます。
MNPすると不通期間が生じる
携帯電話(ガラケー)やスマートフォンを他キャリアやMVNOへMNP(モバイルナンバーポータビリティ)すると、旧SIMカードの解約手続き後に新SIMカードの開通手続きとなるため、切り替えのタイミングで『不通期間(通話・通信できなくなる期間)』が生じてしまいます。
キャリアからキャリア(ドコモ → auなど)へのMNPであれば家電量販店や各ショップで手続きを行えば不通期間は数時間程度で終わります。しかし、これまでのMVNO(格安SIM)では店舗を持たないことが多かったため、MNPの手続き(旧SIMカードの解約手続き → 新SIMカードの開通手続き)後にSIMカードを発送する必要があり、SIMカードが到着するまでの2~3日が使えませんでした(MNPの手続き完了時点で元キャリアの契約は解約済みとなる)。
しかし、昨今ではSIMカードの到着後にユーザー自身がMNPによる開通手続きを行うことができるようになっているので、『解約 → 開通までの時間が数時間』と店舗でMNPするのと変わらなくなりました。
各MVNOのMNP方法
OCNモバイルONE
『らくらくナンバーポータビリティ』と言う名称でサービスが提供されています。
- 『OCN モバイル ONE
』にて申し込みを行います。
- SIMカードが到着したら、スマートフォン本体へ取り付けます。
- 『開通手続き受付フォーム』から開通手続きを行います。
- 元キャリア解約手続きの処理が自動的に行われ、開通完了まで不通期間となります。
申し込み時間 開通時間 00時~10時まで 当日の午前中 10時~18時まで 当日中に開通(2時間程度) 18時~00時まで 翌日の午前中 ※時間は目安で混雑時などは遅れることがあります。
- 開通処理が完了すればスマートフォン本体が通信可能となります。
このため、不通期間を最短にしたい場合には10時~18時の間で開通手続きをすると良いでしょう。
IIJmio
『おうちでナンバーポータビリティ』と言う名称でサービスが提供されています。
- 『
IIJmio高速モバイル/Dサービス』にて申し込みを行います。
- SIMカードが到着したら、スマートフォン本体へ取り付けます。
- 『開通センター』へ電話をかけます(詳細はSIMカードに同封される『ご案内』を参照)。
- 数時間程度で元キャリア解約手続きの処理が自動的に行われ、開通完了まで不通期間となります。
- 開通処理が完了すればスマートフォン本体が通信可能となります。
まとめ
基本的にはMNPしたMVNO(格安SIM)で開通手続きをした後に元のSIMカードが解約となるので、不通期間はそれほど心配しなくても良さそうです。