auキャリアの男性店員が女性客のキャリアメールを自分に転送して覗き見ていたという事件が発生しましたが、キャリアメールの自動転送ができるのはauだけなので、ドコモやSoftBankユーザーは心配いらないようです。
「好みの女性、のぞき見たかった」 自分の携帯に勝手にメール転送設定 容疑の元auショップ店員を逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160114-00000513-san-soci
事件の概要
auショップに訪れた女性客を対応した男性店員が顧客情報管理システムを操作して女性客宛のキャリアメールを自分のメールアドレス宛に自動転送していたと言う事件がありました。被害を受けた女性が長らく気が付かなかったのはauのキャリアメール自動転送は転送すると メールをコピーして各宛先に配信する ので、メールの宛先+転送先と両方に配信されてしまい 転送されていることに気が付かなかった ことが原因でしょう。
キャリアメールの自動転送機能はauだけ
そもそもキャリアメールの自動転送機能があるのは auだけ なので、ドコモやSoftBankの人は心配する必要はありません。
キャリアメールが転送されていないか確認する方法と対策
確認方法
auユーザーで自分のメールが他人に転送されていないか確認する方法は自動転送の設定を確認すればよいでしょう。
対策方法
自動転送の設定は自分で設定しないとどこに転送されているかわからないのがネックです。また、携帯電話・スマートフォンから簡単に設定することが出来るので、今回のようにショップの店員だけでなく 本人の居ない間に自動転送設定をされてしまう と本人が気が付かないうちに第三者にメールを盗み見られてしまいます。
そのため、あらかじめ自分で 自分が所有する他のメールアドレスへ自動転送設定 をしておけば第三者が新たに設定することはできませんし仮に設定したとしても 自動転送先にメールが届かなくなる ので変更されたことに気が付くことができます。
自動転送先としてはスマートフォンであればGmailやiCloudなどを利用すると良いでしょう。
参考 iPhoneで「@icloud.com」のメールアドレスを取得する方法
まとめ
自動転送先の変更・登録は、1日3回まで可能との記載があるので履歴は残してあるようです。心配であればauに履歴を確認して貰うことをオススメします。