物の “数” を数える際、指折り数えても「10」までしか数えることができません。そんな時は手近にある電卓を使うと「数をカウントする」ことができます。
数を数える機械
道路に座って何やら作業をしている人(交通統計など)を目にしたことがあるでしょう。
あのような作業をする際に使用する機械を数取器やカウンターと呼びます。この数取器(カウンター)はインターネット通販などを利用して手軽に購入することができます。
しかし、「ちょっとだけ使いたい!」と言う場合には電卓を使って再現することも可能です。

コクヨ 数取器 手持式 CL-201
電卓を “数取器” にする手順
電卓の機種によってはできない場合もあります。
- 電卓より0+1と入力します。
- 電卓より=を入力すると、計算結果は “1” となります。
- 続けて、=を入力すると、計算結果が “2” となります。
- 電卓の=を入力するたびに「3,4,5…」とカウントアップしていきます。
電卓を “数取器” にするやり方は以上です。
解説
解説すると、最初に入力した0+1が “初期値+増分” を表しています。そのため、100+2と入力すれば「102,104,106…」と途中からカウントアップします。
また、“+” だけでなく100–1と入力すれば「99,98,97…」とカウントダウンすることも可能です。同様に “×(乗算)” や “÷(除算)” も可能なので、2x2と入力すれば「4,8,16…」のように2の乗数を確認することもできます。
この機能は、一般に販売されている電卓だけでなく、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンにプリインストール(プレインストール)されている電卓でも、実行できる機種があるので、外出中など手近に電卓が無い場合でもスマートフォンを使って数を数えることができます。