ネットワーク機器をインターネットへ接続する際に「プロキシを設定してください」などと言われることがありますが、iPhoneでもプロキシを使ってインターネットへ接続するよう設定することができます。
プロキシを使う意味とは?
プロキシ(Proxy)とは「代理」と言う意味で、ネットワークにおいて内部LANからインターネットへ接続する際に使われることが多いです。
多くの利用者がいるようなネットワークでは、機器へのアクセスが集中することが多々あり、これを分散する目的で複数台のプロキシサーバーが用いられることがあります。また、キャッシュを行ったりすることでアクセスの高速性を実現する目的で使われることもあります。
一般家庭で利用されることは無いでしょうが、職場や学校などのネットワークに接続する際には「プロキシを設定してください」などと案内されることがあります。
プロキシを設定する手順
- iPhoneの設定より『Wi-Fi』を選択します。
- Wi-Fiより対象となるWi-Fiの『i』をタップします。
iPhoneではWi-Fiのエリア内(電波が届く範囲)に居ないと設定できないので注意してください。
- 詳細より『プロキシを構成』をタップします。
- プロキシを構成より “手動” を選択し、表示された入力項目を入力します。
接続するネットワークによっては『自動』を選択するよう案内される場合もあります。
iPhoneでプロキシを設定するやり方は以上です。
ちなみにモバイルネットワークの “4G(LTE)” や “3G(CDMAなど)” にプロキシを設定することはできません。と言うよりはプロキシを設定する必要はありません。