iPhoneで位置情報サービス(GPSなど)を利用する場合、オン/オフの切り替えが設定からしかできず面倒なので、常時オンにして不必要に利用されないよう(不要に追跡されないよう)設定してみました。
位置情報サービスをオフにする弊害
iPhoneを始めとしたiOSデバイス(iPadなど)には、紛失時に「どこにあるか?」を探すことのできるサービス “iPhoneを探す” が提供されていますが、位置情報サービス(GPSなど)をオフにしてしまうと、この機能を最大限に利用することができなくなってしまいます。
このため、位置情報サービスはオンにしておくことをオススメします。位置情報サービスを常にオンにしてくことに抵抗を感じる人は多くいますが、たとえ位置情報サービスをオンにしても適切な設定をしておけば不要に追跡されることを防ぐことができます。
オン/オフを切り替える手順
位置情報サービスのオン/オフを切り替えるやり方は以上です。
利用可否を設定する手順
自分の位置情報を共有
自分の位置情報を共有のオン/オフを切り替えるやり方は以上です。
アプリによる利用可否
- 位置情報サービスより『(対象のアプリ)』をタップします。
位置情報サービスを利用するアプリを一度も起動していない場合、一覧にアプリは表示されないので注意してください。
- 対象のアプリより『次回確認』『このAppの使用中のみ許可』『常に許可』『許可しない』などを必要に応じて選択します。
iOS 13より『次回確認』を選択することで “1度だけ許可” することができるようになりました。
カメラアプリに “許可” を設定すると、撮影した画像に位置情報が埋め込まれることがあるので注意してください(これを「ジオタグ」と呼びます)。
システムサービスによる利用可否
- 位置情報サービスより『システムサービス』をタップします。
位置情報サービスを利用するアプリを一度も起動していない場合、一覧にアプリは表示されないので注意してください。
- システムサービスより『オン』『オフ』を切り替えます。
デフォルトのままで利用する方が機能を充分に発揮できますが、不要な場合にはオフに設定することができます。ただし、紛失・盗難を考えると “iPhoneを探す” はオンが良いでしょう。
位置情報サービスの利用可否を設定するやり方は以上です。
位置情報サービスをオンにしておくとバッテリーの消費が気になる人も多いでしょうが、前述した『常に許可』ではなく『このAppの使用中のみ許可』を設定しておくことで、バッテリーの消費を抑える効果も期待できるでしょう。
また、NTTドコモを始めauやソフトバンクなどのキャリアから販売されているAndroidスマートフォンでは、格安SIM(MVNO)での利用時に位置情報サービス(GPSなど)の利用に制限がかかることがありますが、iPhoneではキャリアでも格安SIMでも問題なく使用することができます。