iPhoneには通常表示することのできない項目を表示するための “隠しコマンド(裏コマンド)” が存在しています。通常は知っている必要は無いですが、知っておくといろいろと便利かもしれません。
Androidスマートフォンでも同様のことが可能です。
概要
この隠しコマンド(裏コマンド)を良くわからないまま操作すると思わぬ不具合を起こすことがあるので注意してください。
隠しコマンドの入力は全て電話をかけるときに使う電話アプリから入力して起動します。
動作確認はiOS12.3を搭載したiPhone 8で行っており、他のバージョンでは受け付けないコマンドもあるかもしれません。
コマンドの構文
この記事は一部イレギュラーな内容を含んでいます。したがって、すべて自己責任にて行い何がおきても一切の責任は負いません。
フィールドテストモード:*3001#12345#*
フィールドテストの画面を表示させるためのコマンドで、電話アプリから *3001#12345#* をダイヤルします。
一般的には使用しませんが「電波強度を数値で確認する」「接続しているLTEバンドを確認する」と言ったことができます。
発信者番号通知:*31# / #31# / *#31#
電話を掛けた際に相手の電話機に電番号が表示されるサービスを発信者番号通知と呼びます。
通常は通知されるようになっていることが多いですが、これを常に非通知にしたりすることができます。
ただ、設定からも選択できるので、コマンドから実行する意味は無いかもしれません。
- *31#
- 常に非通知にする際のコマンドです。
- #31#
- 常に通知にする(非通知を解除する)際のコマンドです。
- *#31#
- 現在の設定を確認する際のコマンドです。
IMEI:*#06#
IMEIを表示させるためのコマンドで、電話アプリから *#06# をダイヤルします。
ネットワーク利用制限などを確認する際に使用します。
ただ、これも設定よりIMEIを確認することができるようになっています。