Eメールを送信すると、送信者の “メールアドレス” と共に “名前” が相手(受信者)に表示されることが多いですが、iCloudでは送信者名にApple IDに登録されている “本名” を設定しているので、相手に知られたくない場合などには注意が必要です。
受信するデバイスやアプリによっては、送信側が設定した名前を無視して電話帳に設定された名前を引用する場合もあります。
送信者の名前とは?
iCloudメールに限った話では無くEメールの仕様として、Eメールを送信する際には “送信者のEメールアドレス” と “送信者の名前(送信者名)” が相手の受信者に送信されます。
通常であれば、メールアプリなどにメールアカウントを設定する際に “送信者名” を自分自身で設定するため、場合によっては本名(実名)では無くニックネームなどを入力することがありますが、iCloudメールはiPhoneにApple IDを設定した時点で自動設定されてしまうため、送信者名が本名でデフォルト設定されていることが多いです。
メールのやり取りは、自分の本名を知らない人と行う場合もあるので、相手に本名が送信されては都合が悪い場合には、これを変更することができます。
送信者名を変更する手順
- 設定より『Apple ID、iCloud、iTunes StoreとApp Store』をタップします。
- Apple IDより『iCloud』をタップします。
- iCloudより『メール』をタップします。
- メールより “名前” を任意に変更し『完了』をタップします。
- iCloudメールから送信すると、受信者には “名前” に入力した文字列が表示されます。
iCloudメールの送信者名を変更するやり方は以上です。
ちなみに “名前” は必須入力では無いため入力しないことも可能ですが、相手には “メールアドレス” だけが表示されるようになります。このため、メールを受信する相手が送信者のメールアドレスを知らないと「誰からのメールなのか」が解らないため “署名” を付けるようにした方が良いでしょう。