iPhoneを始めとしたスマートフォンは、NTTドコモを始めauやソフトバンクなどのキャリアと契約しモバイルネットワークによって通信することが多いですが、Wi-Fiアクセスポイントに接続して通信を行うこともできます。
Wi-Fi接続は必要?
NTTドコモを始めauやソフトバンクなどのキャリアと契約して使用するモバイルネットワークは従量課金(または半定額課金)であることが多いため、YouTubeの動画など大容量データのコンテンツを利用するとデータ通信料金が莫大になってしまいます。
また、iPhoneはアプリなどの容量が比較的に大きいので、消費するデータ通信量も大きくなりがちです。加えて、一部の大容量のデータ(iOSのアップデートなど)をダウンロードする際には、モバイルデータ通信ではダウンロードできない場合があります。
それに対してWi-Fiによる接続は、自宅などに光回線を導入していれば定額課金で利用できることが多く、カフェなどのWi-Fiスポットでは無料(入店するのにコーヒー代などは必要)で利用できることも多いです。このため、モバイルネットワークの通信量をWi-Fiへ逃がすように使うとデータ通信料金を節約することができます。
Wi-Fiに接続するには?
Wi-Fiを使って通信するには “Wi-Fiアクセスポイント” への接続が必要になります。接続するためには “SSID” や “パスワード” などの接続情報が必要ですが、SSIDは公開/非公開によって「一覧から選択する」か「手動で入力する」の二通りあるので注意してください。
選択して接続する手順
- iPhoneの設定より『Wi-Fi』をタップします。
- Wi-Fiの “ネットワークを選択…” より『(任意のSSID・アクセスポイント名)』をタップします。
選択したネットワークによっては “パスワード” の入力が必要ですが、既に接続済みのデバイスからコピー(共有)することもできます。
街中のWi-Fiスポットでは、認証のため接続後にログイン画面が表示されることがあります。
参考 新しく始まった『マクドナルド 無料Wi-Fi』を使ってみた
入力して接続する手順
- Wi-Fiの “ネットワークを選択…” より『その他…』をタップします。
- ほかのネットワークより “名前(SSID)” を始め “セキュリティ” や “パスワード” などの接続情報を入力し『接続』をタップします。
接続情報はWi-Fiアクセスポイントによって異なるため、管理者に問い合わせてください。セキュリティが “なし” や “WEP” などのWi-Fiは、セキュリティレベルが低いので接続は控えたほうが良いでしょう。
iPhoneからWi-Fiに接続するやり方は以上です。
接続したWi-Fiアクセスポイントの情報は記録され、2回目以降は自動的に接続されるようになりますが、これは解除することも可能です。