バッテリーで動作するモバイルデバイスが増えてきた昨今では、出先で充電することも多くなってきましたので、持ち運び用の充電器として Anker PowerPort Atom PD 1 を買ってみました。
PowerPort Atom PD 1とは?
次世代の素材 “GaN” を使うことで、小型なデザインであるにも関わらずUSB Power Deliveryと言った急速充電にも対応した充電器です。
スマートフォンの充電に使う人が多いでしょうが、出力は5V・3A / 9V・3A / 15V・2A / 20V・1.5A (最大30W)などに対応しているので、USB Power Deliveryに非対応な大型デバイス(タブレットPCなど)で通常の充電に使うことも可能です。
発売前より注目度の高い製品であり、入荷すると「即日完売!」となることが多いです。しばらくすれば落ち着くでしょうが、早くほしい人は注意してください。

注意点
別途にケーブルが必要
ケーブルは同梱されていないので別途に購入する必要があります。USB Type-C機器を充電するためには両端がType-Cのケーブル、iPhoneなどにはLightningケーブルが必要です。また、PowerPort Atom PD 1の出力は最大30Wなので、それに対応するケーブルを選ぶようにしましょう。

プラグが折りたためない
1つ欠点を上げれば「電源プラグが折りたためない」ところでしょう。本体サイズを限りなく小さくしたためか、電源プラグは折りたためる仕組みになっていません。このため、持ち運ぶ際には軟らかいケースなどを使用したほうが良いかもしれません。
感想
これまでは、一般的な5Vの小型充電器を持ち歩いてきましたが「充電が遅い」「充電できない」と言った機器も多く代わりのものを探していました。
そのため、PowerPort Atom PD 1の登場によって、荷物を大きく増やすことなく充電環境を改善できたのは非常にメリットが大きいです。
特に、常に持ち運んでいるタブレットPC “Surface Go” が充電できるので、バッテリー残量を気にせず使えるようになりました。