防水・防塵を表すIP〇〇とは?

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水滴 周辺機器

昨今では “防水” や “防塵(ぼうじん)” を搭載した機種が増えています。これらには性能を表す等級が存在しており “IPX5” や “IP6X” と言った保護特性等級(IPコード)で記載されています。スマートフォンなどではカタログに掲載されているので、気になる人は確認しておくと良いでしょう。

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IPコードとは?

電気機器の防水・防塵(ぼうじん)の程度を表すためのJIS規格が「保護等級」であり、これをコード化したのがIPコードです。

IPコードは “IP65” などのように表記され “IP” に続く数字において、1つ目が「第一特性数字(防塵)」であり2つ目が「第二特性数字(防水)」を表します。また、一方のみを規定する場合には、他方を “X” に置き換えることで「IPX5(防水のみ)」や「IP6X(防塵のみ)」となります。

防水・防塵の共に、等級は数字が大きいほど「性能が高い」と言えます。

等級の違い

防水

防水のIPコードは “IPX0” から “IPX8” まで分かれており、それぞれに細かく基準が設けられています。一番小さい “IPX0” は無保護であるため、表記されることは少ないでしょう。

また、機種によっては “IPX5/8” などと2つ表記されることがありますが、これは “IPX6” までが「噴流水からの保護」で “IPX7” や “IPX8” が「水中での保護」であり条件が異なるためです。

IPX4
「あらゆる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない(防沫形)」とされており、いわゆる生活防水と言えます。

生活防水には明確な規格は無く、一般的に “IPX1” から “IPX4” 程度とされています。
IPX5
「あらゆる方向からのノズルによる噴流水によっても有害な影響を受けない(耐水形)」とされています。シャワーや流水であれば問題は無いでしょうが、水没は危険でしょう。
IPX7 / IPX8
潜水に対する保護であり「水中に落としても問題が無い」とされています。ただし、水圧の程度は機器によって異なるため、専用で無い限りは「うっかり落としても大丈夫」程度に考えておいたほうが安心です。

防塵

防塵(ぼうじん)のIPコードは “IP0X” から “IP6X” まで分かれており、それぞれに細かく基準が設けられています。一番小さい “IP0X” は無保護であるため、表記されることは少ないでしょう。

IP5X
「動作および安全性を阻害する量の じんあい(塵や埃) の侵入があってはならない(防じん形)」とされています。
IP6X
「じんあい の侵入があってはならない(耐じん形)」とされています。

注意点

一般的には真水が前提となっているため、お湯や海水などは対象外と考えたほうが良いでしょう。昨今では「石鹸で洗える」と謳う製品もありますが、これは特殊な製品です。

防水・防塵の等級は “IP68(IPX8・IP6X)” が最高と言えますが、性能は時と共に劣化するため「水中で使用する目的で作られた製品」以外では、意図的に水没させるのは避けた方が良いでしょう。

スマートフォンなどのように充電用のコネクタ(USB Type-Cなど)がある場合、水が浸入した状態で充電を開始すると危険なので、乾燥させてからの操作が安全です。

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