格安SIMなどの普及によって通信速度を測定するのが流行っていますが、3GやLTEなどのモバイルネットーワークは常時同じ速度が出るわけでは無く、場所や周囲の混雑具合など状況に応じて大きく変化します。そのため、どれくらいの速度が出ているかをリアルタイムに測定してみるのも良いかもしれません。
リアルタイム計測
速度測定をするアプリは各所から数多くリリースされています。しかし、ほとんどのアプリが用意されたサーバーから大容量のデータをダウンロード(アップロード)することで通信速度を測定するかたちなので「計測している時点」での速度は判明しますが、その速度が継続するわけではありません。特にスマートフォンの通信に使われる “3G” や “4G(LTE)” などのモバイルネットーワークは、利用状況によって速度が大きく変わってしまいます。
そのため、通信速度が気なるのであれば、リアルタイムに通信速度を測定できるアプリを利用すると良いでしょう。
アプリ 通信速度メーター Data Stats – Google Play の Android アプリ
通信速度メーターの使いかた
初期設定
アプリを起動すると設定画面が表示されます。設定は好みですが “通信速度の単位” は『kbps』にしたほうが他のデータとの比較がしやすいです。
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メーターの見かた
通信速度メーターは、画面上部(デフォルトでは右上)に常時表示され、ネットワークの利用状況にあわせて視覚的にわかりやすくメーターが増減します。メーターは左(赤)が “アップロード速度” で、右(青)が “ダウンロード速度” となっています。
また、ゲーム起動時などフルスクリーン表示している際には設定によって消すこともできるので邪魔になることはないでしょう。
注意点
頻繁に「落ちる」と言う場合には、メモリ開放系のアプリ(または機能)が働いている可能性があるので、除外設定をオススメします。
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また、通信速度メーターは “オーバーレイ” によって、他のアプリの上に重なる形で表示されます。そのため、他アプリのインストール時や許可設定時に警告ダイアログが表示される場合があるので注意してください。