Xperiaを始めとしたAndroidスマートフォンでは、画面の向きに応じて画面を自動改選させることができます。しかし、上下左右のいずれにも回転できるのは稀で、一部の向きには対応していないことが多いです。しかし、アプリを用いると無理やり回転させることができます。
自動回転の限界
スマートフォンには天地(上下)を識別するためのセンサーが搭載されています。このセンサーを使って、スマートフォンの向きに合わせて画面を回転させる機能が自動回転です。
この自動回転は、スマートフォンの向きに応じて自動的に画面を回転させますが、全ての向きに対応しているわけでは無く、例えば「上下を逆さま」にした時などには反応しないこともあります。
しかし、専用アプリ “Rotation Control” を用いることで、反応しない向きにも画面を無理やり回転させることができます。
アプリ “Rotation Control” の使いかた
Android 7.1 Nougatを搭載したXperia X Compactを例とします。他のバージョンや機種では挙動が異なる場合があります。
アプリ Rotation Control – Google Play の Android アプリ
初期設定の手順
- アプリ “Rotation Control” より『回転制御開始』をオンにします。【必須】
通知領域に “コントローラー” が常時通知されます。
- 必要に応じて『自動起動』をオンにします。【任意】
- 通知領域の一番上に表示させたい場合には “通知領域の優先度” を『最高』にします。
アプリ “Rotation Control” の初期設定は以上です。
回転を制御する
アプリ “Rotation Control” は通知領域に表示された通知(コントローラー)を用いて回転を制御します。
左から『設定』『固定』『自動回転』『縦・正常』『縦・反転』『縦・回転』『横・正常』『横・反転』『横・回転』に設定することができ、タップするだけで向きを強制的に変更することができます。
「上下を逆さまなんて何に使うんだ?」と疑問を感じるかもしれませんが、私の場合には以前に画面の下半分だけタッチパネルが反応しなくなった際に活用しました。このように、イザと言うときに便利に使えることがあるので、頭の片隅にでも入れておくと便利かもしれません。