Windowsには古くから “共有” と言う仕組みがあり、これを使うと別のデバイスからファイル・フォルダーへアクセスすることができるようになります。パソコン同士で行うことが多いですが、Androidスマートフォンでもアプリを使うことでアクセスすることができます。
USBケーブルを使った有線による接続の場合、Androidスマートフォン内に保存されたファイル・フォルダーを「パソコンから操作する」ですが、Windowsのファイル共有の場合には、パソコン内に保存されたファイル・フォルダーを「Androidスマートフォンから操作する」ことになるので注意してください。
共有が有効になったフォルダーは、別のデバイス(パソコンなど)からネットワーク越しにアクセスすることができます。Windows 10の場合にはエクスプローラーからアクセスできますが、Androidスマートフォンでは対応するファイルマネージャーアプリが必要です。今回はGoogle PlayよりFE File Explorerをダウンロード&インストールしてみました。
Androidアプリで共有フォルダーにアクセスする手順
- アプリより『+』をタップします。
- 新しい接続より『Windows』をタップします。
- 新しい接続より必要な項目を入力し『(右上の)保存アイコン』をタップします。
必須なのは “ホスト名/IP” で他は任意です。また、下部に表示されているリストより選択することもできます。
- Windowsユーザーの “ユーザー名” と “パスワード” を入力し『OK』をタップします。
- 共有フォルダーが表示されます。
Androidアプリで共有フォルダーにアクセスするやり方は以上です。
パソコンとスマートフォンでファイルをやり取りするには、USBケーブルを使った有線による転送やクラウドを使ったインターネット経由による転送もあるので、用途に合わせて使い分けると良いでしょう。