Xperia X Compactには「いたわり充電」と呼ばれる機能が搭載されています。この機能は使い方によっては「バッテリーが100%にならない」と言った弊害があるので、場合によっては無効にした方が良いでしょう。
iPhoneでも同様の機能が搭載されています。
いたわり充電とは?
Xperiaを始めとしたAndroidスマートフォンに使われている “リチウムイオンバッテリー” は「満充電の状態にしておくと劣化する」と言われており、充電が完了したらすぐに停止するのが推奨されています。しかし、就寝中などに充電を行っていると何時間も満充電の状態になってしまうので、充電時間の調節を行う機能がいたわり充電です。
いたわり充電は、習慣を記録し満充電の時間が短くなるように調節します。例えば、23時に充電を開始し7時に充電器から外すのが習慣になっていた場合、朝7時に充電が終わるように制御が行われます。
一見すると非常に便利な機能ですが、まれに朝5時に起床するなどが発生すると23時から5時までの6時間の充電時間にかかわらず「バッテリーが100%になっていない」と言ったことが起こります。また、そもそも不規則な生活であれば作動することは無いハズですが、何かの拍子に作動すると「意図しない充電制御が行われる」と言ったことが起こってしまいます。
いたわり充電をオフにする手順
- 設定より『バッテリー』をタップします。
- バッテリーより『いたわり充電』をタップします。
- いたわり充電を『OFF』に設定します。
いたわり充電を使用する場合には『ON』にします。
いたわり充電をオフにするやり方は以上です。
いたわり充電をオフにすると、充電の制御が行われなくなるため就寝時など長時間の充電には充分に注意してください。また、すべて自己責任で行い、何がおきても一切の責任は負いません。