スマートフォンに搭載される “有機EL” とは?

スポンサーリンク
ディスプレイ Tips

以前からディスプレイに “有機EL” が使われた機種も多いですが、2018年ごろからXperiaシリーズなど主要メーカーでも採用されることが多くなってきました。

スポンサーリンク

有機ELの特徴は?

有機ELとは有機エレクトロルミネッセンス(Organic Electroluminescence)の略称ですが、海外ではOLED (Organic Light Emitting Display)と呼ばれているので OLED=有機EL と考えても差し支えないでしょう。この “有機EL” は「特定の有機物に電圧をかけると光る現象を用いたディスプレイ」と言うことに由来しています。

一般的な液晶ディスプレイは、バックライトによって画面全体を光らせ不要な部分はシャッターのようなもので光を遮り黒く表示させているので、人の目から見て “点灯” していようと “消灯” していようと全体で電力を消費しています。

有機ELディスプレイは、物質そのものが光るのでバックライトを使わずに「必要な部分のみ点灯させる」と言うことが可能なので、消灯している黒い部分の消費電力は “0(なし)” と言え液晶ディスプレイよりも省電力であると言えます。

有機ELのメリット

点灯している部分のみ電力を消費していることから、スマートフォンなどでは「ディスプレイがオフの状態で時刻などの情報を点灯させる」と言ったことが少ない電力で可能になります。

一般的なディスプレイでは部分的に点灯させることができないので、ディスプレイに時計のみを表示させたとしても画面全体が光っているのと同じでバッテリーを消費しますが、有機ELディスプレイを搭載したスマートフォンであれば点灯している部分のみの電力消費となるため、バッテリーの節約につながります。

このため、有機ELディスプレイでは画面OFFの状態でも時計などの情報を常に表示させておくことができるので「時間を確認する為に画面を点ける」と言ったことが不要になります。

この特徴を利用した機能がAndroidスマートフォンのAmbient Display(アンビエントディスプレイ)で、Pixel 3などに搭載されています。

参考 Androidスマホでスリープ状態の画面に時刻などを表示する方法