2016年08月09日に提供が開始されたXperia Z3 Compact SO-02GのAndroid 6.0 Marshmallowアップデートですが、アップデートを実施してから1週間たったので感想を書いてみました。
操作性
いわゆる「ヌルサク」な状態です。OSのアップデートを行うと「もっさり」とする印象でしたが、そんなことは無くAndroid 5.0.2 Lollipopと比べても「サクサク」「キビキビ」と動作し全体的に好印象です。
UI
Xperia Z3 Compact SO-02Gは、Android 4.4.4 KitKatを搭載して発売されました。その後、Android 5.0.2 Lollipopへアップデートされ、今回のAndroid 6.0 Marshmallowへアップデートされました。
KitKatからLollipopの時にはあまり気にならなかったUI(ユーザーインターフェース)の変化ですが、LollipopからMarshmallowへは要所要所で変化が大きく戸惑うことも多かったです。
スグに慣れるので問題は無いでしょうが、まだアップデートしていないのであれば、落ち着いたときに実施したほうが良いでしょう。
バッテリー
「Android 6.0.1 Marshmallowにアップデートするとバッテリーの持ちが悪くなる!」と言われていますが、前評判が悪かったことが影響してか、個人的な印象は「思ってたより減りが少ない」です。
OSのアップデートを行うとスマートフォンを操作している時間が長くなるため、どうしても通常よりバッテリーの持続時間が短くなってしまいがちです。また、バッテリーの残量を気にするあまり、いつもより余計に余計に画面を点灯させたり、バッテリー監視アプリ(battery Mixなど)を起動させたりとバッテリーの消耗を激しくさせている可能性が捨てきれません。
そのため、「バッテリーの減りが早い」と感じていた人も1週間もすれば落ち着いてきたのではないでしょうか。
GPSの測位時間
MVNO(格安SIM)で使用しているGPSの測位が遅くなる問題がありますが、Android 6.0.1 Marshmallowではそれほど遅いという感じはせず、30秒から1分程度で測位完了しました。一応、root化して対策してみたところ数秒で測位完了するので、問題としては残っているようですが、それでもだいぶ改善されています。
これは推測ですが、A-GPSのデータが取得できずにタイムアウトすると、途中からGoogleなど別のサーバーへ接続しているのかもしれません。
まだまだ戦える?
SO-02Gは2014年11月に発売された機種なので、発売後2年が経過しようとしています。スマートフォン本体のスペックには全く問題は無いでしょうが、交換できないバッテリーの劣化が気になるところです。その為、省電力設定をおこなって、できる限りのバッテリー温存をしていった方が良いでしょう。