格安SIM(MVNOなど)はドコモ回線を用いたサービスが多いため、NTTドコモから販売されている “ドコモスマートフォン” を流用する人が多いかもしれません。ドコモスマートフォンは、そのままでは使いにくいので使いやすく初期設定しておきましょう。
ドコモスマートフォンは、NTTドコモが提供するサービスを利用するためのアプリが数多くプリインストールされています。
それらのアプリは。格安SIMでは利用できないことも多いので、バックグラウンドで余計な動作をしないようアプリの “削除(アンインストール)” や “無効化” などをしておくと良いでしょう。
不要なアプリを削除する
アンインストールはもちろん、アンインストールできないアプリでも無効にして動作しないようにしておきましょう。
アンインストールするアプリ
設定よりアンインストールが可能です。ただし、人によって「必要だ」と言う場合にはアンインストールしないよう注意してください。
- iDアプリ
- dポイントクラブ
- モバイルセレクト
- 遠隔サポート
- はなして翻訳
- Amazonショッピングアプリ
- LAWSON
- Messenger
- Amazon Kindle
- フォトコレクション
- 地図アプリダウンローダー
- マクドナルド
- dブックマイ本棚DL
- My docomoアプリ
- あんしんスキャン
- データ保管BOX
- マネレコ
- トルカ
無効化するアプリ
設定より無効化が可能です。
- しゃべってコンシェル
- スケジュール&メモ
- ドコモデータコピー
- ドコモメール
- 取扱説明書
- dメニュー
- DOCOMO Initialization
- Facebook App Manager
- OfficeSuiteShortcutApp
以下のアプリは『無効にする』ボタンがグレーアウトされていますが、アプリ情報の『電池』より無効化することができる場合があります。
- ドコモ電話帳
- dマーケット
- docomo Application Manager
また、システムアプリを表示することで、より多くのアプリを無効化することができますが、影響範囲が不明なので今回は含めませんでした。
ホームアプリを切り替える
ドコモスマートフォンには、ほとんどの機種で共通してdocomo LIVE UXと呼ばれるホームアプリが設定されています。
このdocomo LIVE UXはAndroidスマートフォンの標準的な操作とは異なる操作を要求する場合があるため、一般的なホームアプリへ変更したほうが良いでしょう。
例えば、Xperiaシリーズであれば “Xperiaホーム” が、AQUOSシリーズシリーズであれば “AQUOSホーム” がプリインストールされているので、そちらに切り替えたほうが使い勝手が良いかもしれません。
APNを設定する
ドコモスマートフォンは、当然にSPモードへ接続するように設定されています。そのため、格安SIMから接続する場合にはAPNの設定をする必要があります。
ドコモメールを使う
格安SIM(MVNOなど)ではドコモメールのようなキャリアメールは提供されていませんが、ガラホとの2台持ちをしている場合などではドコモメールを使用することができます。
LINEの年齢確認をする
LINEで “ID検索” を使用するには年齢確認(年齢認証)が必要ですが、格安SIM(MVNOなど)ではできません。しかし、条件付きで年齢確認(年齢認証)を行うことができる場合があります。
その他
古い機種では「テザリングが使えない」「GPSが使えない」と言ったトラブルが発生することがあるので注意が必要です。