データ通信量が少ないプランが登場しつつある昨今で「データ通信量の削減を優先したい」と言う場合には、バックグラウンドで行われるデータ通信量を削減するため【データセーバー】を有効にすると良いでしょう。
iPhoneでも同様のことができます。
データセーバーとは?
スマートフォンでは起動しているアプリ以外にも裏(バックグラウンド)で動作しているアプリが多数あり、それらによってデータ通信が行われると「データ通信量が思ったより多い」と言ったことがあります。
このため、Android 7.0 Nougatよりアプリによるバックグラウンドでのデータ送受信を抑制できる機能が登場し、これをデータセーバーと呼びます。
このデータセーバーはオン/オフを切り替えるだけでなく、対象外のアプリを指定することができるので、状況に合わせて変更すると良いでしょう。
Chromeブラウザにも同名称の機能が搭載されています。
データセーバーを変更する手順
項目が見つからない場合は検索すると良いでしょう。
- 設定より【ネットワークとインターネット】をタップします。
- ネットワークとインターネットより【データセーバー】をタップします。
- データセーバーより【データセーバーを使用】のオン/オフを切り替えます。
オンにするとステータスバーにアイコン(〇に+)が表示されます。
- データセーバーの対象外にしたいアプリがある場合には【モバイルデータの無制限利用】をタップします。
- モバイルデータの無制限利用より【(対象のアプリ)】のオン/オフを切り替えます。
データセーバーの対象外にしたいアプリをオンにします。
データセーバーを変更するやり方は以上です。
データセーバーを有効にすることで、どの程度の削減(節約)ができるかは使用状況によって異なります。そのため、従量制など使った分だけ料金が発生するプランを利用している場合には、データ通信に上限を設けるなどして2重3重の対策をお勧めします。

Androidスマホでデータ使用量の警告や制限を行う方法
スマートフォンの普及に伴って月々に使われるデータ通信の使用量は増加の一途を辿っていると言われています。昨今では、契約プランにより使用できるデータ通信量に上限が設けられていることも多いので、月末の間近に上限を超えないよう[警告]の通知や[制限