スマートフォンなどで使われている通信方式(モバイルネットワーク)には[5G]や[4G]などがありますが、Androidスマートフォンでは設定より切り替えることができるようになっています。一般的には数字が大きい方がメリットが大きい(通信速度が速いなど)ですが、場合によっては下げた方が安定することがあります。
iPhoneでも同様のことが可能です。
5Gのエリアは限定的
2021年の現在でスマートフォンが対応する通信方式に5Gが増えてきましたが、5Gエリアは狭く限定的であるのが現状です。そのため、移動中やエリアの間に居る時などに[5G]と[4G]を行ったり来たりしてしまい、通信が不安定になったりバッテリーの消費が多くなります。
5Gの方が「通信速度が速い」と言ったメリットがあるため一般的には5Gで通信したほうが良いですが、自宅や職場などメインで使用する場所で通信が不安定になるのであれば、[接続の自動調整]を【オン】にしたり[優先ネットワーク]を【4G】に変更すると通信の安定を期待できます。
接続の自動調整は原則として[4G]で接続し高速なネットワーク接続が必要なとき(動画のダウンロードなど)にのみ[5G]に接続するようになり、優先ネットワークは[4G]に固定することができるので、好みに合わせて設定を変更すると良いでしょう。

次世代通信規格である 5G のメリットとは?
話題に上がることが多くなってきた “5G” ですが、2019年09月にNTTドコモよりプレサービスの発表会が行われ、その内容が少しずつ見えてきました。
接続の自動調整を変更する手順
- 設定より【ネットワークとインターネット】をタップします。
- ネットワークとインターネットより【接続の自動調整】をタップします。
- 接続の自動調整よりオン/オフを変更します。
接続の自動調整を変更するやり方は以上です。
優先ネットワークを変更する手順
Android 12
- 設定より【ネットワークとインターネット】をタップします。
- ネットワークとインターネットより【SIM】をタップします。
- SIMより【優先ネットワークの種類】をタップします。
- 優先ネットワークの種類より【4G】などを選択します。
表記は機種によって異なり、[LTE]と表示されている場合は【4G】を指し[CDMA]と表示されている場合は【3G】を指します。また、[GSM]と表示されている場合、日本では使われていない通信方式であるため、選択すると通信できなくなるので注意してください。
Android 11以下
- 設定より【ネットワークとインターネット】をタップします。
- ネットワークとインターネットより【モバイルネットワーク】をタップします。
- モバイルネットワークより【優先ネットワークの種類】をタップします。
- 表示されたダイアログより【4G】などを選択します。
表記は機種によって異なり、[LTE]と表示されている場合は【4G】を指し[CDMA]と表示されている場合は【3G】を指します。また、[GSM]と表示されている場合、日本では使われていない通信方式であるため、選択すると通信できなくなるので注意してください。
優先ネットワークを変更するやり方は以上です。
5Gはメリットが大きいので普及した際には元に戻すことを忘れないようにした方が良いでしょう。

次世代通信規格である 5G のメリットとは?
話題に上がることが多くなってきた “5G” ですが、2019年09月にNTTドコモよりプレサービスの発表会が行われ、その内容が少しずつ見えてきました。