昨今のAndroidスマートフォンには本体の状態を知る “LED” が備わっていないことが多く「充電完了」と言った状態の変化に気が付きにくいので、自動化アプリを使って「充電完了を通知で知らせる」などが実行されるようにしてみました。
iPhoneでも同様のことができます。
充電の完了を知るには?
従来型の携帯電話(ガラケー)では、多くの機種で “LED” が搭載されており、充電中には “赤” で点灯し充電完了時には消灯する(または “緑” に点灯など)ような仕組みが採用されていることが多かったです。
しかし、スマートフォンには “LED” が搭載されていない機種も多く、気づけば充電しっぱなしになってしまうことも多々あります。昨今では、充電しっぱなしにしてもバッテリーの劣化は少ないようですが、長く使うのであれば少しでも劣化を抑えた方が良いでしょう。
そこで自動化アプリを使い「充電中に100%になったら “通知” を表示する」と言う動作をさせてみます。

Androidスマホの操作を自動化するアプリ
スマートフォンで何度も同じ操作を繰り返すことがあります。そんな時に役に立つのが自動化アプリで、古くから様々なアプリが登場してきましたが、今回は比較的に操作がしやすい “MacroDroid(マクロドロイド)” を使ってみました。
マクロを作成する手順
- MacroDroidより『マクロを追加』をタップします。
- マクロを追加より “トリガー” の『+』をタップします。
- トリガーを追加の “バッテリー/電源” より『電池残量の変化』をタップします。
- オプションを選択より “指定残量への増加/減少時” を選択し『OK』をタップします。
- 電池残量トリガーより “~まで増加” を選択しスライダーを “100%” に移動したら『OK』をタップします。
満充電にしたくない場合は “80%” など任意の値にすることも可能です。
- マクロを追加より “アクション” の『+』をタップします。
- アクションを追加の “条件分岐/繰り返し” より『条件分岐(If)』をタップします。
- 条件分岐(If)の “条件” より『+』をタップします。
- 条件を追加の “バッテリー/電源” より『電源の接続状態』をタップします。
- オプションを選択より “電源に接続中” を選択し『OK』をタップします。
その他のオプションは任意で選択します。
- 条件分岐(If)の内容を確認し問題が無ければ『OK』をタップします。
- マクロを追加より “アクション” の『条件分岐の開始(If)』をタップします。
- メニューより『子アクションを追加』をタップします。
- アクションを追加の “通知” より『通知の表示』をタップします。
通知を表示する以外にも “メディア” より『サウンドを再生/停止』や “機器アクション” より『バイブ(振動)』を選ぶこともできます。
- 通知を表示より “通知のタイトル” と “通知のテキスト” を入力し『OK』をタップします。
- 最後に “マクロ名を入力” に入力し『三+』をタップします。
マクロを作成するやり方は以上です。
マクロの作成に慣れている人であれば、「好きな音を鳴らす」と言ったこともできるので、興味があれば調べてみると良いでしょう。