VR元年と言われている2016年なので、VRを体験してみようと3Dメガネを買ってみました。と言っても、いきなり高価な製品を買うのは憚られたので格安で有名な『Google Cardboard』の製品を購入しました。
Google Cardboardとは?
ボール紙(いわゆる段ボール)製の3Dメガネです。
Google Cardboardは自分で作成することもできますが、様々なメーカーから販売もされており今回は以下の製品を購入しました。

Google Cardboardの使い方
組み立て
ボール紙(段ボール)でできているため、多くの場合で購入後に自分で組み立てる必要があります。
少々複雑ですが、完成後の形をイメージすれば難しいことはありません。
スマホの装着
今回購入したLinkcool Google Cardboardはヘッドマウントディスプレイでは無く3Dメガネに分類される製品なので、スマートフォンを装着する必要があります。装着するとスマートフォンの画面をタップすることができなくなるため、操作のためにマグネット式のスイッチが備わっており、スマートフォン本体の磁気センサーを使って操作が行えるようになっています。
しかし、スマートフォンの機種によってはセンサーが備わっていなかったり場所が悪かったりとマグネットスイッチが動作しないことがあります。手持ちのスマートフォンで確認したところ、iPhone 5Sでは反応し操作することができましたが、Xperia Z3 Compact SO-02Gでは反応せずに操作不能でした。
ただ、YouTubeを見るなど動画を見るだけであれば再生後に装着すればよいので、必ずしもマグネットスイッチが操作できる必要はありません。自分の用途に合わせて手持ちのスマートフォンがきちんと操作できるか確認してから購入することをオススメします。
アプリで遊ぶ
Googleが提供するCardboardアプリを使用するとVRの世界を体感することができます。
アプリ Cardboard – Google Play の Android アプリ
YouTubeを見る
YouTubeアプリを用いれば、全ての動画をCardboardなど3Dメガネで閲覧することができます。
- YouTubeアプリで動画を表示し『三点リーダー(点3つ)』をタップします。
- 表示されたメニューより『Cardboardで視聴』をタップします。
- Cardboard用に画面が2分割されて表示されます。
YouTubeを見るやり方は以上です。
格安の製品であるため期待していかったですが、スマートフォン本体のセンサーをフル活用しているため、顔を向けた方向に映像も動くので想像を超える没入感を得ることができます。まだまだアプリは少ないですが、今後を期待したい分野でしょう。
また、Youtubeは専用の動画でなくとも、映画館に居るように目の前に大画面が表示されるので迫力ある映像を見ることができるでしょう。