Android 2.x ~ Android 5.1の端末をroot化することができると噂のアプリ「KingRoot」をお試ししてみました。
root化及びそれに関連する事はすべて自己責任です。何がおきても一切の責任は負いません。
名前がもう・・・・
色々と心当たりのある方もいらっしゃるかと思いますが、名前からして怪しさ満点です。なので、少しでも怪しいと思った方は実行しないことをオススメします。
とりあえず、ダウンロード
これはアプリと言うことなので、Windowsのパソコンでダウンロードしても意味が無いんですが保管の意味もあって一度ダウンロードしていました。予想通りというかなんと言うかウィルスソフトが反応しました。
まぁ、誤作動と言うことも考えられますので、気にせず先に進めてみました。
<h2アプリのインストール
事前準備
どんな動作をするかわからないアプリをインストールする場合には最低限の防御をしておくことをオススメします。私が行ったのは以下の通りです。
さすがにメイン端末でやるわけには行かないので検証用にと残してあるXperia AX SO-01Eを使用して検証しました。ビルド番号が9.1.C.1.186のAndroid 4.1.2です。
ビルド番号9.1.C.1.186のAXを単体でroot化する方法は無かったと思うのでroot化できるのであればtoolとしては本物と言うことになります。
- 端末を最新バージョンで初期化
- フライトモードをオンにしてネットワークから遮断
これで最低限インストール時に情報が漏洩することは無いでしょう。
インストール
実際にインストールしてみました。
- ダウンロードしたAPKファイルを端末へコピーして実行します。
- 様々な権限を要求してきます。これが納得できなければインストールすべきではありません。
- インストールが完了するとドロワーに「KingRoot」が現れますのでタップします。
- 「KingRoot」を起動すると以下のような画面が表示されました。どうやらインターネットに接続されていないとroot化はできないようです。
- いまいち納得はできませんが、検証ができないのでWi-Fiをオンにしてroot化を実行してみます。
- 途中で端末が再起動します。私の端末では2度ほど再起動されました。再起動が完了するとドロワーに「KingUser」と言うアプリが表示されます。これはSuperSUなどの代わりになるアプリのようです。これでroot化は完了です。
rootは取れているのか
試しにrootを要求するTitaniumBackupを起動してみましたが、なんの問題も無く起動しましたので確かにroot化はできているようです。
スクリーンショットを撮るためにいろいろと操作していましたが、5~10分の間でも3回ほど勝手に再起動してしまいました。かなり不安定な感じがしますので、どちらにしても常用するには不安が残ります。
root化自体は問題なくできているようなのでアプリとしてはすばらしいと思いますが、勝手に再起動したりするなど何か裏で勝手にやっているような感じがしましたのでオススメはできません。