Androidスマートフォンの小さな画面で長文を入力するのに骨が折れるのであれば、よく使う文言を “ユーザー辞書” に登録して素早く入力できるようにすると便利です。
iPhoneでも同様のことができます。
ユーザー辞書に登録するコツ
ユーザー辞書に登録する “読み” は正確である必要は無く、自分自身で識別できるのであれば「お」など1文字でも問題ありません。
また、IMEアプリ(日本語入力アプリ)によっては、同じ “読み” で複数の “語句” を登録することも可能です。
このため、メールやメッセージなどでよく使う言葉(枕詞・書き出しなど)を登録しておけば、素早く文章を完成させることができます。
ユーザー辞書を使う手順
例としてXperiaシリーズに搭載されていることが多いPOBox PlusとAQUOSシリーズに搭載されていることが多いS-Shoin、Pixelシリーズに搭載されGoogle Playよりダウンロード&インストールできるGboardを紹介します。
Xperia “POBox Plus” の場合
- 設定の画面上のキーボードより『POBox Plus』をタップします。
- POBox Plus(日本語)設定より『辞書と学習』をタップします。
- 辞書と学習より『ユーザー辞書』をタップします。
- ユーザー辞書が表示されます。
追加するには『+』をタップし、編集するには『(対象)』をタップします。削除するには “チェックボックス” にチェックした後に『ごみ箱アイコン』をタップします。
Xperiaにおける “POBox Plus” でユーザー辞書を使うやり方は以上です。
また、ユーザー辞書のバックアップをすることができ、保存先は以下のフォルダーです。バックアップファイルはクラウドやパソコン等へコピー(または移動)しておきましょう。
/pobox/backup_dic/
AQUOS “S-Shoin” の場合
- 設定の仮想キーボードより『S-Shoin』をタップします。
- S-Shoin設定より『辞書』をタップします。
- 辞書より『ユーザー辞書』をタップします。
- ユーザー辞書が表示されます。
追加するには『+』をタップし、編集するには『(対象)』をタップします。削除するには三点リーダー(3つの点)をタップして表示されるメニューより行います。
AQUOSにおける “S-Shoin” でユーザー辞書を使うやり方は以上です。
Pixelなど “Gboard” の場合
Gboardは、Google Playよりダウンロード&インストールできます。
- 設定の仮想キーボードより『Gboard』をタップします。
- 設定より『単語リスト』をタップします。
- 単語リストより『単語リスト』をタップします。
- 単語リストより『(対象の言語)』をタップします。
- ユーザー辞書(単語リスト)が表示されます。
追加するには『+』をタップし、編集するには『(対象の項目)』をタップします。削除するには編集の状態で『ごみ箱アイコン』をタップします。
Pixelなどにおける “Gboard” でユーザー辞書を使うやり方は以上です。
パソコンなどの文字入力においても古くから存在する機能なのでさして珍しいわけでは無いですが、登録が面倒なためか意外と使われていないので、便利に活用してみてはいかがでしょう。