パソコンやスマートフォンのIMEアプリ(日本語入力アプリ)には、文字の入力や変換を学習する機能が搭載されていることが多いです。しかし、長いこと使用していると誤変換が多くなってしまうことがあるので、そんな時は “学習辞書(学習した単語)” を一度リセットしてみると良いでしょう。
誤変換の原因は?
パソコンでもスマートフォンでもインストールされているIMEアプリ(日本語入力アプリ)は学習機能を持っています。この学習機能は入力や変換を繰り返すことで、その人の特徴を学習辞書(学習した単語)へと学習することで、使えば使うほど入力がしやすくなることが期待されています。
しかし、実際には入力する側が間違った入力を繰り返すと、その間違いを学習してしまう事もあり、その結果として誤変換を起こしてしまう事があります。
ただ、昨今のIMEアプリでは誤変換(入力確定後に消すなどの行為)を感知して、なるべく誤変換を学習しないような対策も取られているようなので、神経質になる必要は無いかもしれません。
学習辞書をリセットする手順
例としてXperiaシリーズに搭載されていることが多いPOBox PlusとAQUOSシリーズに搭載されていることが多いS-Shoin、Pixelシリーズに搭載されGoogle Playよりダウンロード&インストールできるGboardを紹介します。
Xperia “POBox Plus” の場合
- 設定の画面上のキーボードより『POBox Plus』をタップします。
- POBox Plus(日本語)設定より『辞書と学習』をタップします。
- 辞書と学習より『学習辞書リセット』をタップします。
今後に学習させない場合には『学習』をオフにします。
Xperiaにおける “POBox Plus” で学習辞書をリセットするやり方は以上です。
AQUOS “S-Shoin” の場合
- 設定の仮想キーボードより『S-Shoin』をタップします。
- S-Shoin設定より『各種リセット』をタップします。
- 各種リセットより『学習辞書リセット』をタップします。
AQUOSにおける “S-Shoin” で学習辞書をリセットするやり方は以上です。
Pixelなど “Gboard” の場合
- 設定の仮想キーボードより『Gboard』をタップします。
- 設定より『単語リスト』をタップします。
- 単語リストより『学習した単語を削除』をタップします。
Pixelなどにおける “Gboard” で学習辞書をリセットするやり方は以上です。
予測変換をオフにできないIMEアプリ(日本語入力アプリ)も多いようなので、変な変換候補が表示されるようになったらリセットすると良いでしょう。ただし、リセットすると学習自体がやり直しになるので、よく考えた上で実行してください。