家族や友人が海外に滞在している場合、現地が「今何時なのか?」を知りたいことがあります。いちいち時差を計算するのは面倒なので、時計アプリを使って他国の時刻を表示させてしまうと便利です。
世界時計で他国の時刻を設定する手順
世界時計で他国の時刻を設定するやり方は以上です。
時差が大きく0時(24時)を跨ぐ場合には時刻だけでなく日付も変わるので注意してください。
時差を計算するには?
地球は丸く太陽の周りをまわっているため、日本が昼間でも他の国では夜であることは常識として知られています。このため、世界中の人がそれぞれの国で生活しやすいように、地球上では基準となる協定世界時(UTC)と、それぞれの地域に時差(UTCとの時間の差)が設定されています。このため、日本の日時から他国の日時を知るためには少々の計算が必要になります。
世界の標準時である “UTC” 以外にも、基準とされている “時” が複数設定されており、主にアメリカ西海岸地域の標準時とされているのが太平洋標準時(PST)で、時差は協定世界時よりも8時間遅れています。
例えば “太平洋標準時” を知りたい場合、日本標準時の時差は協定世界時よりも9時間進んで(UTC+9)いるので日本標準時から見ると協定世界時は9時間遅れている(JST-9)ことになり、太平洋標準時の時差は協定世界時よりも8時間遅れ(UTC-8)なので、日本標準時から太平洋標準時の遅れは合わせて17時間(JST-17)と言うことになります。この結果から「日本標準時で12月15日17時00分」は “17時間” を引き「太平洋標準時で12月15日00時00分」と言うことになります(逆は17時間を足す)。
サマータイム時は、協定世界時よりも7時間遅れ(UTC-7)、日本標準時(JST)より16時間遅れ(JST-16)となります。
慣れてくれば一瞬で判断できるようになりますが、いちいち計算するのが面倒であれば、スマートフォンの時計アプリに搭載されている世界時計を設定しておくのが便利です。