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USB Type-Cとは何なのか?

USB Type-Cとは何なのか?

2016年9月6日

スマートフォンだけでなくUSB接続が可能なデバイスには[microUSB]では無く【USB Type-C】が搭載されることが多くなってきました。このUSB Type-Cでは「抜けやすい」「すぐに外れる」「緩い」などの感想を耳にすることが多いですが、それは完全に差し込んでいないのかもしれません。

新しいUSB規格

2015年に発売されたNexusシリーズ(5X/6P)を皮切りに、USBの新規格であるUSB Type-Cがスマートフォンへ採用されることが増えてきました。

USB Type-Cは、これまでのmicroUSBに代わり、充電やパソコンとの接続に利用されています。

microUSBとは差込口が異なり互換性が無いので専用のケーブルが必要で、スマートフォン本体に同梱されていることもありますが、同梱されておらず「新たに購入した!」という人も多いでしょう。

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【USB Type-C】の特徴

USB Type-Cは、これまでのmicroUSBで不満だった部分が解消されているところが多くあります。

データ転送速度

データ転送速度が最大10Gbpsなので、音楽や動画など大容量のデータファイルも高速に転送することが可能になっています。

給電が可能

最大100ワットの給電が可能なので非常時にモバイルバッテリーの役割を果たせるかもしれません。また、暑い夏には扇風機を回すこともできるでしょう。

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代替HDMI

映像の転送が可能なのでHDMIなどの代わりに使うことができ、スマートフォンに保存された動画ファイルをテレビやパソコンモニターへ流すこともできるでしょう。

シンメトリーな形状

USBを使う上で一番の不満は指し間違いが頻発することですが、裏も表も無いシンメトリーな形状であることから上下左右を確認することなくスムーズに接続することができ、刺し間違えるイライラから解放されます。

USB Type-Cの注意点!

形状

microUSBとUSB Type-Cの違いの中で一番注意しなくてはいけないのがコネクタの形状が違うことです。

microUSBに対応したこれまでのスマートフォンに使用していた充電器やモバイルバッテリー、ケーブルなどはUSB Type-Cと差込口の形状が異なるのでUSB Type-C搭載スマートフォンでは使用することができません。

長さ

USB Type-Cはケーブルの長さもUSB 3.1では1m、USB 2.0では4mまでと規定されています。

USB 2.0で接続されるので4m以内のケーブルでも問題は無いですが、今後の事を考えて1m未満のケーブルを購入すると汎用的に使うことができるでしょう。

抜けやすい?

購入したケーブルで「抜けやすい」「すぐに外れる」「緩い」と言った事象に悩まされている人が多いようです。

この事象は数多く報告されていることから「不具合では?」と言う意見もありますが、実際には「最後まで差し込んでいない」のが原因であることが多いです。

これまでのmicroUSBでは差し込みの始めから抵抗を感じますが、USB Type-Cでは差し込みはじめには抵抗が無くスッと入り半ばほどで強い抵抗を感じます。これが原因で「これ以上は差し込めない」と思う人が多いようです。

F5321→USB Type-CF5321→USB Type-C

しかし、実際には抵抗を感じてから「カチッ」と音がするまで「もう一段階」差し込むことができ、きちんと根元まで差し込めば簡単に抜けることもありません。ただ、慣れないと思っている以上に力が入ってしまうので、徐々に力を込めるようした方が良いでしょう。